185系特急踊り子と乗り鉄☆たびきっぷで行く高山本線温泉の旅:1日目

2021年の旅行記
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先週は栃木県の湯西川温泉に行きましたが、今回は高山温泉に行こうと思います。ビジネスホテルだけど。

緊急事態宣言が出ている最中ですが、今回の意図を考えて問題ないと判断して決行しています。

引退迫る185系踊り子に乗って

今回の旅行の大きな目的のひとつに、3月で引退が迫っている185系踊り子に乗車することがあります。というか185系自体ムーンライトながらでしか乗ったことがなかったのですが、さてどうなるんでしょうね。

北千住から東京まで:常磐・東北本線

まずは踊り子に乗るために東京駅に向かいます。我孫子からの臨時があれば良かったのですが、無いので東京駅行きです。

列車情報●列車番号:1142M
●路線名:
 常磐線【北千住→日暮里】 東北本線【日暮里→東京】
●種別:普通(快速)
●運行区間:土浦→品川
●乗車区間:北千住→東京
●発着時刻:8時26分→8時43分

上野東京ラインの列車で東京駅まで一気に向かいます。乗り換え無しで東京駅まで向かえるのは便利ですよね。

車両はE531系。E231よりは座席はマシと思ってます。

東京から三島まで:東海道本線

東京駅に到着。乗り換える踊り子号は向かい側のホームに止まっていました。

列車情報●列車番号:4023M
●路線名:東海道本線
●種別:特急【踊り子3号】
●運行区間:東京→伊豆急下田・修善寺
●乗車区間:東京→三島
●発着時刻:9時00分→10時40分

今回乗車するのは踊り子3号の修善寺行き。途中の三島駅まで乗車します。熱海でも良かったんですが、とある理由のために三島乗り換えに。

車両は東京駅乗り入れの唯一の国鉄型特急車両の185系。踊り子と臨時快速に使用されていますが、踊り子の運用は2021年3月のダイヤ改正で終了することが発表されています。

そのため乗れるのはあと2ヶ月ちょっとのチャンスです。乗り納めはお早めに。

踊り子の車内はこのような感じ。正直現行の他の特急列車に比べると設備の貧相さが目立ちます。

もちろんWi-Fiもありませんし、コンセントもありません。一般の人からは微妙な車両なのは間違いないでしょう。

座席はさすがにリクライニングはしますが、元が急行運用に作られたこともあって微妙な感じ。座り心地自体は悪くはないんですがね。

テーブルは完全に焼けてしまって黄色くなっています。そして座席下にヒーターが有って足が伸ばせません。

踊り子程度の乗車時間であればまだ良いのですが、これでムーンライトながら乗ったときは結構厳しかったです。

なお2021年3月のダイヤ改正で全車指定席になる踊り子号。そのため、自由席という文字が見られるのもあとわずかです。

なお今回は三島まで踊り子に乗車して、三島からは新幹線に乗り換えるという行程です。というのもダイヤ改正で踊り子→新幹線の乗継割引が出来なくなるので残しておきたかったんですよね。

新幹線と在来線を乗り継いで高山へ

今回は在来線特急→新幹線→在来線と乗り継いで行く行程です。素直に行けば1回乗り換えなのですが、山ほど乗り換えしていくことに。

乗り鉄☆たびきっぷを入手

JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海

今回使用するのはJR東海の企画乗車券である「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」です。土休日2日連続で使用できるきっぷで、JR東日本の週末パスのようなものですね。

しかし週末パスと異なり、利用当日でも購入することができます。なので購入可能駅が遠い私にはありがたいきっぷ。近くても熱海か松田まで行かないと行けませんからね。

使用できるエリアはJR東海在来線全線と熱海⇔米原間の新幹線及び中小私鉄(大井川鐵道を除く)となっています。

なお三岐鉄道は北勢線のみ利用可能で、名鉄や近鉄は利用できません。

特急や新幹線(4回まで)も利用可能

このきっぷの利点として、在来線特急や新幹線にも特急券を購入することで乗車ができることがあります。

特に東海道区間などで特定特急券のみでワープが気軽にできるのも便利ですね。

なお在来線特急に関しては回数の制限はありませんが、新幹線に関しては4回までの回数制限があるので気を付けましょう。

また、熱海で分割した特急券及び別途熱海→東京の乗車券があればフリーエリアから東京までを1列車で乗り通すことも可能ですが、のぞみには乗れないのでひかりかこだまを使用しましょう。

三島から静岡まで:東海道新幹線

三島駅で先程の乗り鉄☆たびきっぷを購入して新幹線に乗車します。目的地は静岡駅で特急券は特定区間なので990円で済みます。

元の踊り子の特急券が通常は1,970円なのですが、乗継割引で半額になるので新幹線代はほぼ無料みたいなものなのですよね。(とはいえ時間差が大きいのでこんなことをする人は余りいないはず)

列車情報●列車番号:715A
●路線名:東海道新幹線
●種別:こだま【715号】
●運行区間:東京→新大阪
●乗車区間:三島→静岡
●発着時刻:10時55分→11時18分

車両は・・・お?これはもしかして。

東海道新幹線の新型車両のN700S系がやってきました。狙ったわけではないのですが、乗りたかったのでラッキー。

行き先表示は特にN700Aから大きく変わってはいなそうですね。

車内の案内表示はN700Aの物より大きく見やすくなりました。

座席は3席+2席の回転クロスシートなのはそのまま。若干乗り心地が良くなった気がしますが、山陽・九州新幹線の乗り特指定席とくらべちゃダメですね(

そして多くの人に恩恵があると思われるのがこの全席に搭載されたコンセント。今まで窓際のみにしかなかったのが全席に搭載されたので、コンセントの取り合いということもなくなりそうです。

静岡から浜松まで:東海道本線

↑時間がなくて車内からなので画質が悪い( ;∀;)

静岡に到着したら何かするわけでもなく在来線ホームに直行。たった3分しかない乗り換え時間のために急ぎます。

ここからはいつもの通り東海道本線に乗車して西へ進みます。

列車情報●列車番号:5763M
●路線名:東海道本線
●種別:普通
●運行区間:興津→浜松
●乗車区間:静岡→浜松
●発着時刻:11時21分→12時32分

列車は313系と211系の混合編成でした。もちろん313系側に乗車。そういえば東海の東海道本線は昨年夏以降初乗車ですね。

浜松から豊橋まで:東海道本線

浜松に到着。継続して東海道本線に乗車していきます。次は豊橋行き。

列車情報●列車番号:945M
●路線名:東海道本線
●種別:普通
●運行区間:浜松→豊橋
●乗車区間:浜松→豊橋
●発着時刻:12時46分→13時18分

この区間はロングシート車とクロスシート車が両方来る運試し?ゾーンなのですが、今回はクロスシートの車両がやってきました。

313系のクロスシートは乗り心地も良いのでとても好きです。JR東のグリーン車並みとまでは行きませんが、無料と考えると良い設備。

そして乗りながら色々調べているととある事実が発覚したので行程を練り直すことに。

持っていた特急券を払い戻し&乗変

今回豊橋→名古屋の新幹線と、名古屋→高山の特急券を乗継割引で持っていたのですが、良く良く調べると乗り鉄☆たびきっぷでは乗継割引が出来ないということが判明。

乗継割引効かないと1,100円高くなるということで、高山本線の特急券を乗変して新幹線分を払い戻すことに。手数料220円掛かりますが勉強代です。

豊橋から幸田まで:東海道本線

豊橋駅ビルの中にあるヤマサちくわで天ぷら盛り合わせが残っていたので購入。色々入っていて安くて美味しいんですが、売りきれてることが多いんですよね。

列車情報●列車番号:5509F
●路線名:東海道本線
●種別:快速
●運行区間:豊橋→米原
●乗車区間:豊橋→幸田
●発着時刻:13時32分→13時49分

それでは豊橋から途中の幸田駅まで向かいます。幸田駅に行くのは理由があって、豆腐やさんに行きたいから。

美味しいお豆腐が食べ放題の「とうふや豆蔵」でランチを食べてきた
最近美味しくて食べている豆腐が「おとうふ工房いしかわ」という所の豆腐なのですが、愛知県に直営店があるらしいので行ってみました。

以前ランチを食べに行ったのですが、今回は時間も余り無いので1Fの売店で寄せ豆腐とかがんもとかドーナッツを購入。昼~明日の朝まででのんびり食べたいと思います。

早速駅の待合室でドーナツを食べてみました。究極のきぬという豆腐を使ったドーナツなのですが、あんまり濃厚さは感じられず。。。個人的には普通に豆腐食べた方が良かったかも。

幸田から岡崎まで:東海道本線

列車情報●列車番号:3141F
●路線名:東海道本線
●種別:普通
●運行区間:豊橋→岐阜
●乗車区間:幸田→岡崎
●発着時刻:14時31分→14時38分

目的の豆腐なども入手したので先に進みます。目的地は岡崎駅。なんだかんだ豆腐買えたのでルート変えて正解だったかもしれません。

列車は311系。313系の前の車両ですね。転換クロスシートなので乗り心地自体は大きく変わりませんが、加速などはやっぱり313系に劣る感じです。

岡崎から高蔵寺まで:愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線

新幹線とひだで行く計画を浜松→豊橋間で変更して愛知環状鉄道にやってきました。こちらも乗り鉄☆たびきっぷのフリーエリア内。

というのも普通列車のみで行くとなると岐阜まで向かって美濃太田方面、そこから高山本線となるのですが、それだとちょっと遠回りになるってことで岡崎から北上するルートにしました。

おかげで豊橋でちくわ、幸田で豆腐と買いたいものも買えた感じなので結果オーライ。

列車情報●列車番号:1191H
●路線名:愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線
●種別:普通
●運行区間:岡崎→高蔵寺
●乗車区間:岡崎→高蔵寺
●発着時刻:15時03分→16時11分

この愛知環状鉄道は元々一部が国鉄線だったものの、JR東海に移管の後に儲からなさそうと第三セクターになった路線です。

しかし宅地化も進んで第三セクターとしては儲かっており、伊勢鉄道と合わせてJR東海のままにしておけば良かったという感じになってしまっています。(東のTXほどではないけども)

路線としては東海道本線の岡崎から中央本線の高蔵寺までを名古屋市内を通らずにショートカットできるルートとなっていて、18きっぷとかでなければ結構便利に使える路線だと思います。

高蔵寺から多治見まで;中央本線

高蔵寺に着いて路線検索をすると大きなミスに気づいてしまいました。実は愛知環状鉄道で1本前に乗らないと行けなかったという。高山には着けるのですが、到着時間が2時間も遅くなってしまうようでした。

まあ悔やんでも仕方がないので先に進みます。たどり着けないわけではないしね。

列車情報●列車番号:5735M
●路線名:中央本線
●種別:快速
●運行区間:名古屋→中津川
●乗車区間:高蔵寺→多治見
●発着時刻:16時18分→16時27分

車両は211系のロングシートでしたが、どうせ10分程度の乗車なので問題ありません。快速で次の停車駅の多治見まで乗車です。

多治見から美濃太田まで:太多線

美濃「太」田と「多」治見を結ぶので太多線です。多くの列車は美濃太田から高山本線の岐阜方面に直通しているため、岐阜~多治見が同じ路線のように思ってしまいます。

列車情報●列車番号:3641D
●路線名:太多線
●種別:普通
●運行区間:多治見→岐阜
●乗車区間:多治見→美濃太田
●発着時刻:16時53分→17時22分

車両はキハ75系。キハ25系よりも良い設備の車両です。この区間と快速みえ、そして一部の美濃太田以北で運用されています。

美濃太田から高山まで:高山本線

美濃太田駅に到着したのですが、高山駅まで行ける列車は次は19時過ぎ。1時間半も美濃太田で待機する必要があります。

幸いにも近くにショッピングセンター的な店が集まっている所があったので見て回って時間を潰せました。

列車情報●列車番号:4729C
●路線名:高山本線
●種別:普通
●運行区間:美濃太田→高山
●乗車区間:美濃太田→高山
●発着時刻:19時09分→21時48分

さて大きなガチャなのですが、高山本線の美濃太田以北ってキハ25系の運用でもロングとクロスがあります。そして乗車時間も約3時間と超長丁場なのでロングだとかなりキツいのがあります。

以前は猪谷から美濃太田までオールロング乗り通しで過酷だったので覚悟したのですが・・・?

今回はクロスシートの運用でした。これなら高山までの長丁場もゆったりしていけます。(しかし外真っ暗なので景色もなにもないんですけどね)

ちなみに私は2両目に乗っていたのですが、美濃太田から高山までずっと貸切状態でした((

元はホテルで食べようと思っていた夕飯?の厚揚げを食べます。やっぱりおとうふ工房いしかわの豆腐は美味しい。

そしてもうひとつがこの寄せ豆腐。でも柔らかすぎて個人的にはイマイチだったかも。山芋豆腐のが好きかな。

AYUN高山セントラルホテルに宿泊

高山駅に到着してホテルへ。今回は駅から近いAYUN高山セントラルホテルに宿泊です。

このホテルは極々一般的なビジネスホテルという感じですが、飛騨高山温泉が引かれていて温泉に入れます。

しかしビジネスホテルなので、チェックイン時に入るか聞かれて入る人だけが入湯税を払うシステム。入らない人も居ますからね。

そしてGoToトラベルは停止してしまったものの、今回は地域通貨が貰えるプラン(割増無し)にして宿泊。なので1,000円分の地域通貨「さるぼぼコイン」を貰いました。

1日目総括

なんだか特急とか乗ったのに朝の時間も到着時間も18きっぷ旅行のような時間になってしまいました。(後から調べたら18きっぷでも余裕でたどり着けることが判明)

まあ今回の目的は踊り子に乗るってことだったので良かったのかなー。と思ってます。明日は下呂温泉に行きつつ他はノープラン。帰るだけかも←

185系特急踊り子と乗り鉄☆たびきっぷで行く高山本線温泉の旅:2日目
今日は下呂温泉に向かって後はひたすら帰るだけという一日でした