東武鉄道の割引特急券「午後割」「夜割」が9月末で廃止に。レールはサービス改悪に伸びていく。

トラベルニュース

2021.09.22

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東武鉄道のスペーシアやりょうもう号の一部列車で適用されていた割引特急券の「午後割」「夜割」ですが、9月末にて廃止となるようです。

一応期間限定の代替はありますが、実質3割運賃値上げといい、サービス改悪に一直線のレールが引かれてますね。

9月末で午後割・夜割が廃止に

この午後割、夜割というのは、浅草を12時～17時に発車する下り列車と、17時以降に各駅から発車する上り方面に割引をする制度でした。

そもそも東武鉄道の場合、遠距離運賃が安価なために特急券が無性に高く感じて、使うにしても午後割や夜割の時にしか使わなかったのですが、それが無くなってしまうとますます鈍行しか使わなくなりそうな。

しかし日光方面の快速もなくなって、日光・鬼怒川方面に行くこと自体が面倒になってる気もしますけどね。

なおこの午後割・夜割ですが、元々リバティには適用されてませんでした。個人的にはあの薄っぺらい劣化シートのリバティのが高いって何でなんだって気しかしませんが。しれっと平日運賃廃止して割高な土休日運賃のみですし。

キャンペーン期間：2021年10月1日～ 2022年2月28日

このキャンペーンは簡単に言えば、今まで普通に買えた割引特急券をチケットレスか前日までにTOBU POINTアプリからクーポンを提示して有人窓口で買うと、午後割・夜割と同じ金額で買えますよというもの。

TOBU POINTアプリのクーポン	前日までに有人窓口にて提示の上購入
チケットレス	当日まで購入可能

とはいえ、今までなにも気にせず買えたものが余計な手間必要になったのは不便ですね。まあ東武も「チケレス・トブポならお得が続く」と、そうじゃない客は損をすると書いてますので、そういうことなのでしょう。

ここ最近サービス低下が著しい東武鉄道、サービスと共に客と沿線人口も低下していかなければ良いんですけどね。