政府の提供する接触確認アプリのCOCOAですが、そのログから近くにコロナ陽性者が居たかどうかわかるサービスが出ています。
「参考程度」にしかしてはいけないとは思いますが、周囲にどの程度居るのかというのはわかるかなぁと思います。
陽性者が近くに居たかわかるCOCOAログチェッカー
このサービスはCOCOAが出すログを元に、陽性登録をした人が過去14日間に何人居たかをチェックすることができるサービスです。
そのため前提としてCOCOAに登録していない、もしくは陽性登録をしてない人は検知できません。
ログファイルを貼り付けてチェック可能

このアプリはCOCOA自体というよりかは、OS上から取得できるログを元にチェックを行います。今回はAndroid端末で試してみました。

ログを保存して、jsonファイルをテキストエディタで開いて全てコピーします。

そしてチェックすると「近くに居た可能性のある陽性者」が表示されます。

私の場合は3件の検知が確認できました。なおCOCOA上では接触確認はないとの表示なので、濃厚接触扱いにはなっていないようです。
「COCOAログチェッカー」と「COCOA」は検知の基準が違う
ネット上をみていると、COCOAログチェッカーでは出たのにCOCOAでは出ない!という人も多いですが、それもそのはずでそもそも検知の基準が全然違います。
COCOAログチェッカー | Bluetoothの届く範囲(10m-30m)に居たか |
COCOA | 半径1m以内に15分居たか |
要するにCOCOAログチェッカーでは、Bluetoothの届く範囲に居たかどうかというのしか見ていないため、例えば乗っていた列車だけではなく反対側の列車に乗っていた人、反対のホームに待っていた人も電波が届けば検知対象となります。
そのため飛沫などが届かない範囲に居ても検知される可能性があるため、ここで検知されても大騒ぎする必要はないかと。多分都内に通勤などしてる人は多かれ少なかれ検知されてると思います。
参考程度にはなるが、ホイホイ呟くのも微妙かもしれない
先程話した通り、これはBluetoothの届く範囲に居たかどうかのチェッカーなのですが、良く理解してない人も多いようです。その状況だとホイホイSNSに呟くのも変な誤解を生む可能性があるので慎重にした方が良さそうです。
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