おはようございます。今日は厚岸から太平洋側を通って根室市内まで向かう行程です。あんまり長距離移動ではないので気楽に進んでいきたいと思います。
昨晩の夕食のボリュームが凄くて朝も若干胃もたれ……?って感じもありましたが、油ものじゃないので案外すぐ収まり。今日も夕飯は期待できるんですよね。
憩いの宿 丸ス鈴木旅館の朝食
朝食付きなので朝食を食べてきました。朝食は夕食ほどのボリュームは無いものの、魚介類中心で牡蠣がまた出てくる豪華な感じ。量的にはちょうど良いかもしれません。ごちそうさまでした。
厚岸~根室の太平洋沿いを巡る
いつも根室方面に行くと納沙布岬まで直行してしまうのですが、今日は根室市内をゴール地点にして居るので途中の太平洋沿いにある岬とか原生花園を巡っていきたいと思います。
納沙布岬は遠いのとそれしかないので、この天気だと行っても前回の二の舞にしかなりませんからね……。
厚岸町の市街地から程近い愛冠岬へ
まずやってきたのは厚岸町の市街地からも程近い「愛冠岬」です。北海道大学の敷地内にある遊歩道を突っ切って向かっていきます。
遊歩道は左右に森林を見ながら散策。気温もちょうど良くて散策には持ってこいな感じです。
道中にはエゾシカがたくさん。野付半島とかにも居ましたが、ここはそれ以上に鹿がたくさんいました。
遊歩道を抜けると広い場所に出るんですが、霧が凄くて海は全く見えない感じ。でもこれもこれで幻想的で良いんじゃない?とも思いますね。
ここにも鹿がたくさん。ここまで来るまでに10匹以上の鹿を見たような……。
そして岬に着いたのですが、案の定真っ白でなにも見えませんね。
晴れてれば太平洋が一望できるはずですが、霧が一望できるだけでしたね。しかしこの先にも道があるんですが、怖くて行けませんよ……。
愛冠岬から来た道を振り返ってみました。霧ってのも「残念」と捉えるだけじゃなくてそれはそれで別の良さがあるなと感じます。
そういえばこの写真のなかには鹿が8匹位いるんですが、わかりますでしょうか……?
帰りの道中では斜面に鹿がたくさん。草食べてるだけなら良いんですが、道路に出てこないでね……。
そして高台から厚岸の市街地を一望。天気が微妙なのはここは残念ですね。
子野日公園で牡蠣まつり
ちょうど訪れた時に行われていた牡蠣まつり。3年ぶりに実施されたようです。以前は食べ歩きなども出来たようですが、今年は販売だけみたい。まあ牡蠣は昨晩散々食べたから良いけども……。
この祭りは「桜・牡蠣まつり」なのですが、ソメイヨシノは既に散ってしまった後。でも八重桜は満開レベルに綺麗に咲いているのを見られたので満足。旅行先が徐々に北上しているので、毎回桜を見られているような気も……。
ぶらぶらしていると厚岸のゆるキャラ「うみえもん」がやってきました。ホタテやら牡蠣やらを纏って名産品をアピール。初めて見ました。
生牡蠣などは買っても仕方ないな……。と思ったので、かき醤油を購入。以前も厚岸で買ったのですが、それより豪華な感じなので使うのが楽しみ。
濃霧のあやめヶ原を散策
続いて厚岸の端にあるあやめヶ原にやってきました。ここは原生花園となっていて、遊歩道を散策することが可能です。
厚岸のガイドマップでもちょうど端っこに記載されています。この先は根室ってことなのでしょうかね。
6月上旬以降には馬が放牧されることもあり、各所にゲートが設置されています。通行禁止ってわけではないので、手で開けて進んでいけば大丈夫です。
先ほどの愛冠岬は散々鹿の姿を見かけましたが、ここでは一匹も居ませんでした。ヒグマが出ると書いてあったので、ラジオ流しながら行ったけどそちらも問題なく……。てか出てきたらただじゃ済まない。
ちょうど馬の放牧前ということもあり、柵の中も静まり返っていました。やっぱり原生花園って良いよなぁ……。
敷地内にはいくつかの展望台がありますが、こちらは一番奥にあるチンベの鼻展望台。天気が良ければ絶景が見られますが、今日は行かなくても結果が見えています。
海の音は聞こえても、水面がうっすら見える程度しか見えませんでした。まあリベンジってことで。
とはいえ下手に雨が降ってたり、曇ってるだけよりは霧の中を歩くのがまだマシかなと思ってしまう私。道東って霧のイメージ大きいですしね。
展望台から見えた石碑があったので来てみました。何が書いてあるのでしょうか……?
松原のぶえさんの愛冠岬の歌の碑でした。しかし愛冠岬でもないここになぜ……?愛冠岬が見えるわけでもないのに……。
霧多布湿原が一望できる琵琶瀬展望台に寄り道
次の目的地は霧多布岬なのですが、途中に琵琶瀬展望台という展望台を見かけたので寄り道してみることに。どうせ海は見えないけど、ここは霧多布湿原も一望できる展望台のようです。
売店やレストランも併設されているので、ランチに寄るのも良いかもしれません。私は夕食が量が多いと聞いているので食べないで行くことに。昨日の二の舞になりそうなので……。
ここ浜中町はこんぶが特産品の町。売店で小さめのこんぶが販売されていたので購入してきました。そのまま食べてもだしにしても美味しいらしいので、醤油とかに浸けてだし醤油を作るのも良いかもしれません、
そして展望台からの霧多布湿原の眺め。霧が濃いのであまり遠くまでは見られませんが、一番川と湿原を一望できたので満足です。
展望台の駐車場の脇には桜も。ここは満開状態でした。
霧多布湿原を散策
琵琶瀬展望台から山を降りて進んでいくと、左手に霧多布湿原を散策できる散策路を発見。寄り道していくことに。
傍らにはカフェも営業しており、10時~15時までの営業時間だそうです。
木道の一本道を進んでいきます。昔は馬が遊牧されていたようで、今でも名残として木の杭がそこらに残っています。
左右を見ると一面の草原。鹿避けの電線が張り巡らされているので、鹿の姿は見当たりません。
奥までたどり着くと、先には泥川と呼ばれる川を見ることが出来ます。しかし強いて景勝地って感じもしないので、無理して寄らなくてもってのはありますね。