iPhoneで先行リリースしていたけどもAndroidではリリースされていなかった「ANA Pay」ですが、ようやくAndroid版もリリースされました。
iPhone版で実施されているキャンペーンも利用でき、Androidユーザーも最大で1万マイルの獲得が可能です。
ANA PayがAndroidにもやってきた
（画像：ANA Xのニュースリリースより）
2023年5月末にサービス開始した「ANA Pay（タッチ決済）」から約1か月、ようやくAndroid版もリリースされました。
（画像：ANA Xのニュースリリースより）
iOS版と同じく、Google Payを利用して「Visaのタッチ決済」と「iD」に加えて、バーチャルカードを用いたオンライン決済にも対応します。ANAマイルを1マイル単位で使用することができる他、利用額200円ごとに1マイルが貯まる決済アプリです。
Android版でもiOS版と同じキャンペーンが実施され、2023年8月末までのチャージ及び利用額によって最大1万マイルが獲得可能です。
しかしiOSのサービス開始時にあったANAカードのポイントサイト案件は現状枯れ果ててたり、キャンペーン期限は実質的に短くなるなど、iOSで参加した人よりも見劣り感がしてしまいます。
実際にAndroidでANA Pay（タッチ決済）を試してみた
ANA Pay（タッチ決済）を利用するためには、あらかじめANAマイレージアプリが必要です。ダウンロードしてない人はまずダウンロードとログインを行っておきましょう。
ANAマイレージアプリを立ち上げ、中央下部にある「Pay」ボタンをタップします。もしコード決済しか出てこない場合は、アプリのバージョンアップを確認しましょう。
既にiOS版のANA Payを使用している場合は、SMSでの認証が必要となります。そして利用開始するとiOS版はログアウトされる仕組み。2台でログインをしておくことはできないようです。
なおAndroid版でVisaのタッチ決済やiD登録をしておけば2台の端末を使って決済することは可能。あくまで管理アプリとしてのANA Payを使えるのが1端末のみということです。
私は既にiOS版を利用しているため、iOS版の残高が表示されました。物理カードに残高が紐づいているわけではないので、ログインすれば残高は共有されます。
このままではバーチャルカードでの利用しかできないので、Visaのタッチ決済やiDの設定を行っていきます。
登録を行うためにはFelicaに対応したスマートフォンとともに、「おサイフケータイ」と「Googleウォレット」のアプリが必要です。無効化してたりインストールしてない場合は、設定前に使えるようにしておきましょう。
まずはVisaカード側を登録してみました。ウィザードに従ってタップしていくだけで登録を行うことが可能で、電話認証などの面倒な手間は必要ありません。
Visaカード側の登録が完了すると、続けてiDとしての登録を行うことが可能です。使う予定があるならそのまま登録を行ってしまいましょう。
こちらもウィザードに従っていけばすんなり登録可能です。なおVisaのタッチ決済と異なり、iDはメインカードとしての設定を行わないと店頭での決済はできません。
Visaのタッチ決済に関しては、メインカードとしておけばロックを解除してリーダーにかざせば使える他、メインカードでなくてもウォレットアプリから選択してかざせば利用可能です。
メインで使うカードが有ればAndroidのメインカード方式のが使いやすいかなと思いますが、複数を使い分けるのだとiOS方式のが間違いがなくて良さそうです。
Google Payへの登録が完了すると、ANA Pay上の画面が変わり、Visaのタッチ決済とiDのロゴが表示されます。ここまで来たら設定は完了です。
チャージはiOSのが優勢
ANA Payへのチャージ方法としては、クレジットカードかセブンATMが用意されています。VisaやMastercardのほか、JCBでもチャージできるのはVisaプリペイドカードにしては珍しい印象です。
なおiPhoneでは利用可能なのApple PayチャージはAndroidではもちろん利用不可。チャージの幅という意味ではiOSのが優性でしょう。
色々とおいしい部分はiOSだけの段階で終わってしまったのもありますが、メインの最大1万マイル獲得キャンペーンはAndroidでももちろん参加です。まだカードを作っても間に合うので、ぜひとも満額獲得して空の旅にいきましょう。
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