全席コンセントの設置がうれしい! 総武・横須賀線で運用されるE235系のグリーン車に乗ってみた

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首都圏の路線で比較的長距離を運行する列車に連結されているグリーン車。リクライニングシートで快適な移動ができ、青春18きっぷ旅行などでも重宝される車両です。

今まで東海道本線や常磐線で運行されるE231系、E233系、E531系には乗ったことがあったのですが、最新車両E235系で運行される「総武・横須賀線」のグリーン車に乗車したのでレポートしていきたいと思います。

君津~久里浜で運行されるE235系のグリーン車

E235系が近郊型として運行されているのは、千葉県の君津駅から神奈川県の久里浜駅までを内房線、外房線、総武本線、東海道本線、横須賀線で結ぶ区間のみ(2023年8月現在)。通称「総武・横須賀線」として運行されている区間です。

今回はどうせ乗るなら長距離を乗りたいということで、静岡県の伊東に行く旅行なのに、何故か君津までやってきて途中駅の大船までの2時間の乗車です。費用はJREポイントの交換チケットを利用して、通常600ポイントがキャンペーン中で400ポイントでした。

こちらがグリーン車。以前のE217系にも連結されていたグリーン車ですが、新型車両ということもあって今までのグリーン車よりもグレードアップしているんです。

まずは平屋の1階です。1階は座席数が少ないのですが、高さがあって荷物置き場があるのが特徴です。大きな荷物がある場合は1階の方が過ごしやすいと思います。座席のカラーはパープルとグレーという落ち着いた配色です。

続いては2階建てエリア。1階はホームより下、2階は他の車両を見下ろせるくらいの高さで、普通の車両とは違う車窓を楽しむことができます。しかし東海道本線であれば海側で景色を見るとキレイ!ということもあるんですが、総武・横須賀線では内陸部を走っていくので、あんまり景色を堪能するという感じにはならないかも。

1階と2階は高さ以外の違いは無いのですが、よく見ると通路が1階はグレーで2階はレッドカーペットと変えられています。なんかレッドカーペットの方が高級感がありますね。

今までの近郊型車両ではLEDだったモニターも、LCDモニターへと進化しています。乗り換え案内なども分かりやすく表示されるのですが、後ろからだとちょっと見にくいのが難点です。

座席の紹介です。座席は4列シートの回転リクライニングシートなので、一般的な特急車両と同じような雰囲気。ひじ掛けなども備え付けられている他、枕カバーなどもあるのでゆったり休むことができます。

テーブルは横長で大きなタイプ。お弁当などを食べるにも、パソコンなどを広げて作業をするにも使いやすいテーブルだと思います。

テーブルの下には新聞や雑誌を入れられるホルダーの他、ドリンクホルダーも設置されています。テーブルの上だと倒れることもあるので、このドリンクホルダーがあるのは嬉しい。

そしてE235系のグリーン車で大きな改善となったのが全席にコンセントが搭載されたこと。今までの車両にはコンセントが無かったのが不満点だったのですが、設置されたことでパソコンやスマートフォンの充電を気にせずに利用することができるようになりました。

今回2時間近くの乗車でしたが、リクライニングのゆったりした座席で車窓を見ながら快適な移動が楽しめました。その上、普段はモバイルバッテリーからパソコンなどを給電していたのがなくなり、充電を気にせずに過ごすことができ、グリーン車の価値が以前よりも向上したなと感じました。

現在はコンセントが使えるグリーン車は総武・横須賀線の一部列車に限られますが、今後は中央線のグリーン車などでも展開されることが期待されます。快適に移動だけでは無く、移動しながら充電したいからグリーン車に乗る、そんな時代もやってくるかもしれません。

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