楽天カードのポイント付与方式が月合計から決済ごとの付与へ変更、実質的な還元率の改悪に

クレジットカード
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楽天カードは利用者向けのポイント還元の方式を変更し、月間利用額に対しての付与から都度決済額ごとに付与すると発表しました。

これによりポイントの取りはぐれが大きくなることが見込まれます。

ポイント付与率は「100円=1ポイント」で変更はないが……

画像:楽天カードのニュースリリースより

今回発表されたのはポイントの付与に関する計算方法の変更です。今までは月間の利用額に対して100円ごとに1ポイント付与されていた楽天カードですが、2023年11月の請求分より都度の決済額ごとでのポイント付与に変更となります。

還元率としては100円で1ポイントの1%還元であることに変わりはありませんが、今までは月間合計が対象なために、100円未満や199円といった決済でも積み重ねれば無駄になりませんでした。しかし今後は決済ごとのポイント付与となるため、端数分のポイントが獲得できなくなります。

現行方式新方式
1,000円の買い物をした場合10ポイント10ポイント
99円の買い物を10回した場合
※99円*10=990円
9ポイント0ポイント
これは極端な例だけど

例として表にしてみましたが、例えば1,000円の買い物をした場合のポイント付与額は今後も同額の10ポイント。しかし99円の買い物を10回した場合は現行方式では990円に対して付与されて9ポイント還元となりますが、新方式では1決済ごととなるために還元はゼロとなってしまいます。

JALカードのように端数切り上げなどの制度がある場合には悪くないこともある都度付与方式ですが、楽天カードの場合は単純に月間付与ポイントが減るだけという変更です。楽天モバイルの赤字を補填するためなのかもしれませんが、地味に大きな改悪に思えます。

参考リンク

楽天カード利用獲得ポイント計算方法変更のご案内|楽天カード

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