能勢電鉄は同社が運営していた妙見の森ケーブルカーを2023年12月3日をもって廃止すると発表しました。それに伴い妙見の森リフトなど、妙見の森で行っていた他の事業も終了となります。
元々は2024年6月24日を予定していた廃止日ですが、半年前倒しされた形となります。
妙見の森の事業を2023年12月3日で終了
妙見の森は、阪急グループの能勢電鉄が運営している施設で、妙見山の中腹にある自然と触れ合うことができる場所。ケーブルカーやリフトによって上ることが可能で、バーベキューなどを楽しむことができます。
しかし収益状況の悪化やケーブルカーの老朽化などの要因により、2024年6月24日を廃止日とすることが告知されていました。

そんな中発表されたリリースによると、廃止を繰り上げても公衆の利便を阻害するおそれがない(要は困る人がいない……)ことから、廃止日を2023年12月4日とし、最終営業日を12月3日にするとのこと。約半年の繰り上げとなります。

妙見の森ケーブルカーの他、妙見の森リフトやバーベキューテラスなどの事業も合わせての廃止となり、能勢電鉄の妙見の森での事業がすべて終了となります。

なお廃止日に関しては、現在販売している「妙見の森フリーパス」が12月3日までとなるため、日程を合わせた形になったものと思われます。事前購入が可能なタイプのため、下手に期限前に廃止すると払い戻し手続きとかが面倒ですしね。
意図せず運行最終日に行くことに
なんであんまり親しみもない兵庫県にあるケーブルカーの廃止を記事にしたかと言うと、運行最終日に行くんです。

元々は2週間後に行く予定だったのですが、先述の妙見の森フリーパスが12月3日までだったので繰り上げて飛行機を取りました。それが意図せず運行最終日になってしまうとは……。
ケーブルカーは鉄道扱いにしていて、全線完乗のために行くので何としても乗りたい所存。当日乗れることを願うしかありません。フリーパスの確保は神戸の人に頼んだので、あとは当日乗れるか次第……。
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