おはようございます。先週は関西と思ったら今週は長崎へ。今回は「嬉野温泉へGO!GO!」キャンペーンを使って嬉野温泉に宿泊してきます。
この嬉野温泉のキャンペーン、近畿より東だと3万円の助成というぶっ壊れ企画で争奪戦となっていました。なんとか無事に確保できたので「スポンサー付き(?)」の旅行になりそうです。
忙しく乗り継ぎして早朝の羽田空港へ
朝4時起きで羽田空港に。土休日は超絶値上げした京急よりも東京モノレール経由のが早く羽田空港に到着できます。先述した値上げの影響もあって、この頃は東京モノレールばっかり使って羽田空港へと向かっている気がします。
上野から浜松町まで – 東北本線・東海道本線
日比谷線から5分で乗り換えろという無茶を言い出す路線検索。なんとか間に合うのですが、ゆったり歩いていたら間に合わない乗り換えなので毎回バタバタです。
- 505B
- 上野→東京:東北本線
- 東京→浜松町:東海道本線
- 各駅停車
- 大宮→磯子
- 上野→浜松町
- 05時57分→06時11分
上野から浜松町までの乗車。もう一本前に間に合うのならばゆったりとした乗り換えになるのだけど、前には間に合わないし、次の山手線では浜松町で大慌てになるのでこの列車に乗りたいところ。
車両はE233系。車両ごとにLEDが切れるシャッター速度を把握しておきたいと毎回思う。さすがに1/320ではダメだった……。
浜松町から羽田空港第2ターミナルまで – 東京モノレール羽田空港線
- 浜松町→羽田空港第2ターミナル:東京モノレール羽田空港線
- 空港快速
- 浜松町→羽田空港第2ターミナル
- 浜松町→羽田空港第2ターミナル
- 06時15分→06時33分
羽田空港へは毎度おなじみの空港快速。京急の品川に比べると混雑も少なく、座席にゆったり座れるのも東京モノレールの利点に感じています(時間によってはめちゃくちゃ混んでるけども)。
車両は1000系。以前は同じ時間でも運用が同じってわけではないんですね。
東京モノレールの楽しみといえば車窓に見える臨海部の光景。何度見ても飽きない景色です。
羽田空港駅に到着したらやることが1つ。それは東京モノレールに乗車した後に特典としてもらえるマイルの積算をすることです。浜松町⇔羽田空港の乗車でANAかJALのマイルが20マイルもらえるというキャンペーンで、結構利用者も多い印象です。
京急線の前に貼られた広告。都営地下鉄との乗継割引廃止&運賃値上げなので「for You」という印象が無くなってしまいました。
羽田空港から長崎空港まで – ソラシドエア/SNA31便
搭乗する飛行機から保安検査場を確認。大体ソラシドエアならAかBなのでそっち方面に向かって歩きます。
保安検査場に着くと……混んでる。これを見るとそこまで混んでいる印象には見えないのですが、実際には大行列ができていてBゲートの通過に15分程度かかりました。おかげでラウンジに行けない。
保安検査を通過してバスラウンジにがっかりしながら搭乗口へ。ソラシドエアの長崎便はちまちま使っているのですが、毎回ここからバスに乗らされる印象があります。
搭乗券を紙で発行してもらいました。おそらく保安検査票でも問題ないと思うのですが、搭乗した記録として念のためもらっておきましょう。
飛行機まではバスに乗車。そんなに人が居なかったので席に座って航空機まで移動できました。
こちらが搭乗する飛行機。いつも通りのB737-800という機体で、中型機として色々な航空会社で利用されています。
それでは羽田空港からフライト。長崎空港までは約2時間の空の旅です。
羽田空港を離陸して滑走路を上空から眺めます。多くの滑走路があるのはさすが日本で一番の利用者がいるターミナル空港だなと実感。
レインボーブリッジが見えました。手前に見えるのはフジテレビかな。
年末にはコミックマーケットも行われる東京ビッグサイト。上空から見ても大きさが際立ちます。
関東を抜けて山梨県上空へ。ここでは富士山を眼下に眺めることができます。雲も無くて雪を被ったきれいな富士山を見られてラッキー。特に意識してなかったんですが、左側の窓側を取って正解でした。
機内で提供されるドリンクの一つの「アゴユズスープ」。さっぱりして出汁がよく効いたソラシドエア限定のドリンクです。ソラシドエアに搭乗したらぜひ飲んでほしい。
ゆったりAmazonプライムでアニメを見ていたら長崎空港に到着。そういえば書籍読もうと思っていたのを完全に忘れてました。明日の帰りにでも読もうかな。
魚介類中心のバイキングを食べにドライブ
今日はどこに行こう。何も考えてないってどういうことという状況なのですが、以前から行こうと思っていたお刺身も含めた食べ放題を行っているお店に行けそう。ランチも兼ねて向かいつつ道中の散策をすることに。
長崎空港のラウンジ「アザレア」で小休憩
長崎空港のラウンジは制限エリア外にあるので、到着便でも利用可能。いつも到着したら少し休憩してから出発するのが定番コースとなっています。
ラウンジ内ではソフトドリンクが提供。コーヒーやココアの他、ファミレスにあるようなドリンクバーも設置されています。
他には冷蔵庫にアイスコーヒーや牛乳、トマトジュースなど。カフェオレ作って飲むのも美味しいです。
とりあえずのどが渇いたので、レモンジンジャーをごくごく。ようやく好きなだけ飲み物が飲めて潤いました。
タイムズカーシェアを借りて出発
今回借りるのはタイムズのカーシェア。普通は無人な所が多いのですが、長崎空港店はレンタカーのお店に併設されているので有人対応も可能。そして長崎空港からの送迎もしてくれます。
電話したらタイムズの黄色いハイエースがやってきました。わかりやすくて良い。
今回借りたのはミドルクラスのフリードという車。通常だとミドルクラスは値段が高いんですが、TCPランクが3以上だとベーシックと同額で利用することができます。ガソリンは残念ながら満タンだったので、給油割引は期待できません。
新鮮な刺身も食べ放題な「海の駅 船番所」で昼食
車を1時間半ほど走らせて、西海市にある「海の駅 船番所」というお店にやってきました。ここは以前ネットで見たお店なんですが、お刺身の食べ放題などもある海鮮バイキングのお店。以前から来て見たいと思っていて、ようやく来られることに。
お値段は大人2,400円。少し前はもう少し安かったんですが、物価高などの影響で値上がりしてしまいました。こう考えると行きたい店は早く行った方がおトク(?)です。
バイキングメニューの紹介。まずはメインとなるお刺身コーナーです。西海の光ぶりをメインにキハダマグロと鰹のたたきが用意されていました。地元のブリをたくさん食べてほしいみたい。
茶わん蒸し。蒸し器でたくさん作られていました。
白米。お刺身があるから酢飯があったらよかったなぁ。
押し寿司と手作り豆腐。近いから大村寿司かと思ったらそうでもないみたい。
漬物に肉団子や卵焼き、キッシュにすり身揚げあんかけがありました。書いてあるけど置いてないのもあるようなので、他のが無くなったら入れ替わるのかも。
野菜サラダと刺身こんにゃく、スパゲッティとマカロニサラダ。魚総菜としてマグロのおろし和えと魚の南蛮漬けもありました。
ラーメンと五島うどんがありました。だしとラーメンスープがある他、みそ汁にうどんを入れても美味しいかもしれない。
りんごやバナナが入ったカレーとぜんざい。
まるまる1個の煮卵。美味しそうだけどお腹に溜まりそう……。
野菜としいたけの煮しめ。味が染みて美味しそうです。
ロールキャベツ。自分で作ると面倒なんですよね。
自家製の竜田揚げ。あまり脂っこくなくてパクパク食べられます。
野菜天ぷら。見る限りちくわとさつまいものようです。ちくわは野菜なのか……?
何かの頭煮込み。ブリの刺身がたくさん置いてあるので、ブリの頭の煮付けな気がします。
お子様用の食器の横にフライドポテト。子供時代にそんなに食べた記憶が無い私は異端なのか。
デザートコーナー。みかんと自家製プリンなどが並びます。
ショートケーキとチョコレートケーキ。わらび餅と手作りのようかん。
さっぱり食べられそうなゼリーもありました。
別のコーナーにお寿司。ここでは頼むと目の前でちゃんと握った握り寿司を提供してもらえます。握りたてが食べられるのは良いのですが、待ち時間が長くなりがちです。
ドリンクバー。ソフトドリンクは食べ放題に含まれていて、ジュースやコーヒーなどが飲み放題になっています。
持ってきた料理たちがこちら。お刺身を中心に魚の総菜や押し寿司などを持ってきました。お刺身が好きなだけ食べれられるってのはお刺身好きな私には嬉しい。
ブリ。食べたときに歯ごたえがあって新鮮さを感じられます。さすが地元で捕れているブリなだけはありますね。スーパーで買うとこれだけでも500円くらいしそうな感じです。でも脂の乗った柔らかい刺身というよりはゴリゴリとした食感なので、好みが分かれそうな味です。
押し寿司。錦糸たまごがふわふわだし味の濃さも適度な感じで美味しい。
お寿司。ハマチとサーモンにしめ鯖を頼んでみました。食べ放題の寿司ではありますが、ネタのクオリティとしては大手の回転寿司屋よりも良い印象。これが食べ放題なのは嬉しい。
お椀にご飯を入れて刺身を乗せて海鮮丼。ご飯が見えないほどにたっぷり乗せるなんてできるのも食べ放題ならではです。でもやっぱり酢飯が無いのが惜しい。
頭の煮付けを持ってきて見ました。見た目よりは濃すぎない程度でやわらか~い。これたくさん食べている人が居ましたが、たくさん食べたくなるのも納得の美味しさです。
お寿司をお代わり。マグロとサーモン、エビを注文してきました。ネタの大きさも十分なサイズ感です。寿司ばっかり20貫くらい食べても良いかもしれない。
最後にブリの刺身と魚の煮付け、デザートにケーキを食べてごちそうさまでした。2,400円という価格に満足できるバイキングには感じましたが、刺身のラインナップが地場ネタとしてはブリくらいしかないのが残念。生のお刺身を求めるなら物足りなさを感じちゃうかもしれません。
お店の横からは海を眺めることができます。もう少し天気が良ければよかったな。
うずしおが見られるかもしれない西海橋
食事を終えて戻りつつ寄り道をしていきます。まずやってきたのはエレナというスーパーマーケット。飲み物が何もないのでお茶を買ってきましたが、おーいお茶(濃い味)の2Lが170円位してて高い……。
車を走らせて西海橋に到着。ここでは海面にうずしおを見ることができるという話なので、見られるかな~?と立ち寄ってみました。
海面を見ると確かに水が渦を巻いているような感じがします。これがうずしおなのかな?想像しているよりはショボいような感じがしますが、案外こんなもんなのかも。
反対側を見ると新西海橋を眺められます。あちらは有料道路なのですが、歩行者用の橋があるので向かってみましょう。
新西海橋からは西海橋を一望。海面のうずしおも何となくみられるようにも思えます。西海橋と新西海橋をぐるっと回る歩道もあるので、一周巡っていくのもおススメ。
ところで、新西海橋から謎の3本の柱を見かけました。これなんだろうと調べてみると佐世保無線電信所(針尾送信所)と呼ばれる大正11年に建設された電波塔らしい。近くに行けそうなので向かうことに。
大正11年(1922年)から平成9年(1997年)まで使われた「針尾送信所」
西海橋から少し走った場所にある「佐世保無線電信所(針尾送信所)」に到着。この施設は日本海軍が大正11年に建設した電波塔で、戦後も海上自衛隊が平成9年まで使っていたようです。今から100年以上前に130メートル以上の塔を建てているのも凄いですが、75年間も現役で利用されていたことも驚きです。
現在では国の重要文化財として指定され、一部の施設は無料で一般公開されています。
まずは電信室から。入口っぽい階段を登った先は2階部分だそうで、見学は1階から入っていきます。
室内に入るにはヘルメットが必須。入口に置いてあるので、着用してから入場しましょう。入って最初の部屋は整流器室。発電機で作られた交流の電気を直流に変換していたということで、当時は機器がたくさん置いてあったんでしょうね。
室内はこんな感じ。今では建物部分だけが残されており、機械などは残されていませんでした。
先に進むと倉庫のような部屋が。同じ軍事施設だからとは思いますが、房総半島や奄美大島に残された軍事施設の遺構にも似たような雰囲気です。
こちらは機械室。何も機械は残っていませんが、当時は発電機などが設置されていた部屋だそう。下手に観光地として整備しているわけではなく、雰囲気そのまま残っているのは貴重な存在。これからも残して行ってほしい遺産です。
続いては電波塔。3本あるうちの1号塔のみが公開されています。
入口。なんだか物々しい雰囲気を感じます。
入るとすぐに立入禁止に。目の前には歯車が付いた機械が放置されていました。
中はコンクリートの壁と、中央に上に向かって伸びる鉄筋。上を見てみましょう。
先が見えないほどに上に続いて行く鉄筋とコンクリートの壁。こんな施設をホントに大正時代に作ったのかというのが嘘のように聞こえてしまうような迫力です。そしてここで声を出すとめちゃくちゃ響いて楽しい。
塔から出て中央の広場へ。ここには事務所と兵舎があったようですが、昭和26年の火事で焼失。現在では基礎と井戸だけが残されています。
最後に紹介するのは油庫。ガソリンや灯油などの燃料を保管していた倉庫で、危険物を扱うために開口部が少なく鉄筋コンクリートの頑丈な造りになっています。なんだろうあれという発見からやってきた針尾送信所ですが、想像以上に貴重な遺構を見ることができました。
カーシェアを返却して嬉野温泉へ
今日の宿泊先は「嬉野温泉へGO!GO!」キャンペーンを使用して嬉野温泉へ宿を取っています。なのでそろそろ車を返却して嬉野温泉へと向かいましょう。
近くには幾度となく行くのに入ったことのないハウステンボス
ハウステンボス。長崎県の有名な観光地ですが、私は駅とか近くには何度も来ているのに一度も入ったことが無い。長崎なら気軽に来られるし、ハウステンボスに来ることが目的の旅行をしても良いのかもなぁ。
大村市内にひっそり残る防空壕の跡
カーシェアを返却してバス停に歩いて行く途中、小高い丘を発見。石碑を見てみると「第二十一海軍航空廠本部防空壕跡」と記載があり、この丘のように見えたものは戦時中の防空壕だそう。
今では防空壕しか残されていませんが、当時は第二十一海軍航空廠の本部庁舎がここに有ったようで、その防空壕だけが今でも残されているようです。中が見えるかなと思ったけども閉じられていて見ることはできませんでした。
試験場前から新大村駅まで – 西肥バス長崎空港線
新大村駅に行くにはどうすればいいのかなと調べてみると、西肥バス長崎空港線が新大村駅にも停車するようになったという告知を発見。長崎空港の次は試験場前というバス停だったので、歩いてやってきました(なお免許の試験場)。
佐世保までのバスなのでリムジン仕様。運賃は隣のバス停なので160円とリーズナブルな価格です。
新大村から嬉野温泉まで – 西九州新幹線
新大村駅に到着。ずいぶんと立派な駅が建設されていますが、メインは新幹線で在来線は裏にひっそりホームが付いています。
目的の嬉野温泉までは1駅。今回の嬉野温泉へGO!GO!キャンペーンでは「西九州新幹線の利用」という条件があるのですが、区間は1区間でも問題ないようです。
で、用意していたきっぷがこちら。えきねっと発券を乗変してるという意味不明なきっぷなのですが、JCBの20%還元のキャンペーンとメルカードの8%還元を組み合わせて使いたいということを考えた結果こうなりました。合計で28%還元される見込みです。
- 2040G
- 新大村→嬉野温泉:西九州新幹線
- かもめ
- 長崎→武雄温泉
- 新大村→嬉野温泉
- 15時58分→16時06分
嬉野温泉までの乗車時間はわずか8分。乗ったと思ったらすぐに降りるような状況です。
車両はN700S。新幹線としては短い印象な6両編成での運行が行われています。
ちなみに行先表示も含めて「博多」と書いてありますが、実際には武雄温泉にて在来線特急「リレーかもめ」へと乗り換える必要があります。まあ博多行きのがわかりやすいとはいえ、詐欺みたいな表示なのも事実。
乗車してリクライニングしてゆったりしたのもつかの間、あっという間に嬉野温泉へと到着。というか長崎から武雄温泉まで乗ってもすぐに乗り換えされられるような印象だったんですけどね。
嬉野温泉でキャンペーンの申請を行って来た
嬉野温泉駅は西九州新幹線で唯一の単独(在来線の乗り換えが無い)駅です。嬉野市としてはなんと90年以上ぶりの鉄道駅の開業となり、嬉野温泉への集客に全力を尽くしているという感じがします。
そんな集客の一環として実施されているのが「嬉野温泉へGO!GO!」キャンペーン。西九州新幹線を使用して嬉野温泉へ訪問し、対象の宿に宿泊することで最大3万円が助成されるという太っ腹にもほどがあるキャンペーンです。
申請に必要な申請書と西九州新幹線の乗車券・特急券に飛行機の搭乗券を持参して受付を行います。これだけ揃えていればさっさと終わるんですが、あれこれ話している人も居て大変そう。
あれこれ賛否が飛び交ったキャンペーンではありますが、無事に獲得した私としては来る理由になったのかなと。しかしまあよくこんなぶっ飛んだキャンペーンを企画したもんです。
嬉野市の名産品の「嬉野茶」を買ってみた
嬉野温泉駅前にあった施設に入ると特産品の嬉野茶が色々ラインナップ。嬉野市はお茶が特産品として有名で、500年の歴史があるんだとか。
私自身が普段から100グラムで1000円程度のお茶を飲んでいるので、同じくらいの価格帯の上煎茶を購入。飲むのが楽しみです。
今回の旅行のスポンサー様(?)に挨拶
嬉野温泉駅から歩いて嬉野市役所へ。今回の旅行の費用の大半を負担していただいた「スポンサー様」にはあいさつをしないとなりません(?)まあ入口まで来て写真撮っただけなんですが……。
温泉街には足湯などもあって温泉を楽しめる
こういう温泉地には足湯があることが多いですが、嬉野温泉にも足湯がいくつかあります。これからの時期は寒くて震える体に温かい足湯は嬉しい。
嬉野温泉の泉質は美肌の湯とも呼ばれるアルカリ性のお湯。刺激が強くないので万人向けの温泉ですね。
嬉野温泉の中心部にある温泉旅館「一休荘」に宿泊
嬉野温泉のバスターミナル前にある温泉旅館「一休荘」が本日の宿泊先。嬉野温泉の中でもリーズナブルに宿泊できる宿で、一番料理が良いプランでも1泊1万3千円ほどでした。
入口。落ち着いた雰囲気で好きです。
ガラガラ……と開けると宿のスタッフが出てきました。宿帳を書いて嬉野温泉へGO!GO!の申請書を渡して記載してもらいます。書いてもらわないと助成金もらえないので忘れないようにと。
トイレ付きの和室に宿泊
お部屋。7.5畳ほどの広さで、ゆったり過ごせる座り心地の良い椅子も。
エアコンも完備されているので、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。
テレビと冷蔵庫、ファンヒーターがあります。こういう宿だと冷蔵庫が無いことも多いので、部屋に備え付けられているのは嬉しい。
棚を開けると浴衣や電源の延長タップがありました。
浴衣が入っているかごには、バスタオルとフェイスタオル。フェイスタオルは使う用とお土産用なのかな?
お茶は名産の嬉野茶が提供されています。独特な丸い形の茶葉が特徴です。
さっそく淹れてみました。ちょっと色が薄めかな?と思ったんですが、味と香りはしっかり感じられます。あんまり苦みや渋みが強くない飲みやすいお茶でした。
お茶請けのお菓子は九州らしい黒棒。これ美味しくて好きなんですよね。
窓を開けると一休荘の看板。目の前にはバスターミナルもあるので、バスに乗ってきても来やすそうな立地です。
洗面所とトイレ。この旅館では共用となる部屋と備え付けの部屋の2種類があるので、部屋にトイレが無いと困るという人は予約時にチェックしておきましょう。
館内には無料で読めるマンガなども
館内の散策。まずは共用のトイレと洗面台です。
洗濯機が置いてあるけど、これ宿泊者が使えるのか従業員専用なのかどっちなんだろう。また、ごみ箱は部屋にも置いてありましたが共用スペースにも設置。
たくさんのマンガが並んでいて、暇な時間にマンガを読んで過ごすこともできます。
通路には壁掛け時計もあってレトロな雰囲気。綺麗なホテルも良いけど、こういう旅館って心が落ち着きます。
温泉は貸切でゆっくり入れる
一休荘のお風呂は天然温泉。美肌の湯とも呼ばれるとろみを感じるアルカリ性の温泉に入ることができます。タイル風呂と岩風呂があり、鍵を閉めて貸し切りで入るスタイル。そのため家族全員で同じお風呂に入るなんてこともできます。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性 弱アルカリ 高温泉)。弱アルカリ性なので、お肌にも優しく刺激の低い温泉です。なお源泉温度が高いことから加水はしているようですが、蛇口から源泉が出せるのでほぼかけ流しという感じでした。
こちらがタイル風呂。ちょっと狭めな銭湯のお風呂という雰囲気です。湯船についているのは源泉の蛇口。
そしてこちらが岩風呂。温泉という雰囲気はこちらの方が味わえるんじゃないでしょうか。お湯の温度は源泉を入れるなりして調整可能。でもあんまり水で埋めると温泉成分が薄くなるので控えたいところ。良いお湯でした。
佐賀牛の焼肉も楽しめるボリュームたっぷりな夕食
お待ちかねの夕食の時間。夕食は部屋食で頂くことができるので、周囲の目を気にせずにゆったりとマイペースで食べることができます。やっぱり部屋食の方が落ち着いて食べられるのが嬉しいですよね。
ラインナップはお刺身に野菜の煮物、カレイの煮付けや和え物に酢の物など品数豊富。そして美味しそうなお肉もあります。
別のお盆にはごはんとお吸い物、デザートとして柿とイチゴ、みかんが用意されていました。ご飯はおひつにたっぷり入ってて食べきれるかな(食べきらなくちゃならないわけではないのだけど)。
美味しそうなお肉は地元佐賀県産の牛肉。どうやって食べるのかというと……。
こんな感じにその場でバターと共に焼いていただきます。油が跳ねそうなので、並べて蓋をして蒸し焼きにして食べることにしました。
焼けたお肉をタレか藻塩に付けてご飯の上に。1枚で1杯食べきっちゃいそうな美味しさです。あまり油もしつこくないのも食べやすい。
お刺身は白身魚中心に三点盛り。新鮮でおいしいお刺身です。
さつま揚げや野菜の煮物。にんじんもやわらかいし、味もしっかりしみ込んでいて理想的な煮物でした。こんな感じのを作りたいと思うんだけど、いつも味染みが微妙になってしまう。ご飯も全部食べきってごちそうさまでした。お腹いっぱいです。
明日は適当に車を走らせつつ、長崎空港から帰路へ
今回の旅行は事前計画が全然できていなかったこともあり、明日の計画も全然ノープラン。グーグルマップを見ているといろいろと高台から景色を楽しめる場所があったので、その辺りを中心にめぐって行こうかなと考えています。
それよりも問題は飛行機の時間です。遅すぎる便なので帰るのが日付変わってしまうんだよな……。
コメント