屈斜路湖の温泉と国鉄士幌線の廃線跡を巡る、JALパックで行く道東レンタカー巡り:2日目

2023年の旅行記
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おはようございます。今日は川湯温泉から紋別まで行くのですが、途中にタウシュベツや名寄本線の廃線跡を巡っていきたいと思います。経路としては時間に間に合う予定ですが、最後が押しそうな感じが否めない……。

今日の天気はぎりぎり持ちそうな感じなので、昨日みたいに雨に降られなきゃいいな。

前回行けなかったカムイワッカの湯の滝にリベンジへ、JALパックで行く道東レンタカー巡り:1日目
関東でも雨、北海道でも雨って嫌がらせじゃないんですかね。

お宿 欣喜湯の朝食は品数豊富なバイキング

今回宿泊しているお宿 欣喜湯の朝食はバイキング。ここのバイキングは品数豊富でおいしいと評判なので、早速食べに行きましょう。

朝食の時間は7時、7時半、8時から選択。急ぎなので一番早い7時に食べに行ってきました。入口にはめいんとなる名物料理が書いてあります。カレー美味しそうですね。

まずは納豆に海苔、各種漬物など、ごはんと一緒に食べたいメニュー。漬物は最後の口直しにもちょうど良さそうです。

ふわふわの厚焼玉子に、銀鮭の塩焼きなどの焼き魚。釧路のにしん塩焼きって地物が有っていいですね。

本日のお刺身コーナーということで、今日は羅臼産の水たこが用意されていました。新鮮で噛み応えあって美味しいタコさんです。

隣はサラダコーナー。サラダも新鮮でドレッシングなしでも美味しかったのですが、それよりも良かったのはポテトサラダ。やっぱり北海道のじゃがいもは美味しいですよね。

チーズをベーコンで巻いたものや、ウィンナーの他、知床どりや弟子屈ポークなどのブランド肉を使用したメニューです。知床どりは柔らかいけどもあんまり油っぽくはなくて美味しい。いくらでも食べられそうです。

みそ汁はなんとズワイガニ入り。たっぷりのズワイガニが入った豪華なお味噌汁です。

弟子屈摩周ビーフを使用したカレーと、北海道牛乳を使用したコーンポタージュ。コーンポタージュは良いやとか言わないで、ぜひ飲んでほしい濃厚さです。そしてカレーはめちゃくちゃ美味しいので外せない逸品。

全体的にごはんのおかずがメインですが、パンも用意されています。

デザートには名物の土鍋プリンの他、ヨーグルトが用意されています。この土鍋プリンはバイキングの中でも一番人気のメニューなんだとか。

ソースを付けて食べてももちろん美味しいのですが、そのまま食べてもほんのりした甘さで食べやすい。食後のデザートにはぴったりです。

ドリンクはコーヒーやジュースの他、豊富牛乳が用意されています。北海道の牛乳はやっぱり濃厚で美味しい!先日空港のラウンジで飲んだものとは味が違います。

バイキングで持ってきたのがこちら。野菜や肉や魚など、バランスが良くて見た目も良い朝食です。どれを食べても美味しいし、もっと食べたい……!とついつい食べ過ぎちゃうのがネックな朝食。ごちそうさまでした。

タウシュベツを目指して北海道内陸部を西へ

今日の最初の目的地はタウシュベツ。そろそろヤバいという話を聞いたので、見るだけ見に行ってこようと急遽予定に組み込みました。でもその分時間は長く……。

屈斜路湖畔の温泉「池の湯温泉」と「コタン温泉」へ

川湯温泉を後にして、最初に向かったのは屈斜路湖畔にある露天風呂。毎回訪れていますが、何度来てもまた来たくなる温泉です。

最初にやってきたのは池の湯温泉。ここは広々とした温泉と、屈斜路湖を一望できるスポットです。

温度もぬるめで入りやすいんですが、中の岩は藻でめちゃくちゃ滑る他、温泉には藻がたくさん浮いてます。まさに「池が温泉」という感じではあるのですが、屈斜路湖を眺めながら入るのはこれ以上ない贅沢な時間。

続けてはコタン温泉。池の湯温泉から少し行った先にある温泉で、こちらは整備もされていて観光地ともなっている場所です。

以前の旅行記から

結構入っている人が居たので、今回は写真断念。なので以前訪問したときの写真を載せておきます。一応左が女湯で右が男湯なのですが、繋がっているので実質的には混浴温泉といった感じ。

池の湯温泉よりも石油臭が強い温泉で、時々油膜も見えます。池の湯温泉もそうなのですが、温泉の温度の割に入ると体がポッカポカ。季節によっては白鳥を眺めながらの入浴もでき、ぜひ寄ってほしいスポット。

頂上の展望台から屈斜路湖が一望できる津別峠

普段は屈斜路湖から美幌峠を超えることが多いのですが、今回は陸別方面に向かうので津別峠を通ってきます。津別峠の道は駐車禁止と書いてあり、景色も良いのにな……。とぼやいていたら頂上に展望台があるということで行ってきました。

これが展望台。なんだかお城のような立派な建物なのですが、無料で午前9時から午後7時まで解放されています。

展望台には津別峠の石碑や、展望台から見える景色の説明が書かれた石板もありました。見える景色がなんだかよくわからないことも多いので、書いてあるのは親切だなと思います。

そして屈斜路湖を眺めるとこの絶景。中の島と和琴半島、それに今日通ってきた側も一望できます。美幌峠とは場所が違うので、見える景色も違う津別峠でした。でもここ、冬場は通行止めになってて真っ白な屈斜路湖は眺められなさそうです。

逆側も一枚。屈斜路湖側に比べると山!という感じですが、鳥の鳴き声を聞きながら山を眺めるというのも心がまったりします。

手土産を渡しに、陸別にある「夢舎」に寄り道

津別峠を下って陸別まで一直線。日本一寒い街として有名な陸別町にやってきました。ここでの目的は一つだけ。

中心部から少し離れた高台にコテージが立ち並ぶ場所があるのですが、そこにある夢舎さんが目的地。ここは私はあんまり縁が無いのですが、母親が若かりし頃に良く泊まったというエピソードがある民宿です。今は休業しているようですが、以前の訪問時に色々手土産を貰ってしまったのでお返しに手土産を持ってきました。

母親の旧姓+息子ですと言えば誰だかわかってくれるというほど、ちゃんと母親のことを覚えていただいている宿の人。あまり時間も無いので手土産だけを渡しただけになっちゃいましたが、やっぱりこういう宿の人に覚えてもらうって憧れますね。

ふるさと銀河線だった旧陸別駅へ

以前は国鉄池北線、第三セクターとなってふるさと銀河線として運行されつつも廃止となった陸別駅では、「りくべつ鉄道」として運転体験などができるような体験施設が運営されています。ホームなどは自由に見て回れるので、寄り道してきました。

ホームに入ると列車が。今でも動かしているしメンテナンスもしているので、現役時代のまま綺麗に保存されています。

別のホームには快速北見行きと表示された車両が。

エンジンも動いているし、ドアも開いてて今にも北見に出発していきそうな雰囲気です。後は良くある「快速・北見行きです……停車駅は~」みたいなアナウンスがあれば完璧。乗って北見に行きたかったな。

中も見学できそうだったので、ちらっと見学してみました。コロナ対策なのか席が間引かれているようです。座ってしまえば実際に乗った気分も味わえそう。

ふるさと銀河線の運賃表。2001年だと私はまだ小学校低学年くらいでしょうか。さすがにその頃は期待も思わなかった時代。来てたら良かったなぁ。

もうふるさと銀河線としては走らないけども、いつまでもあったことを残し続ける陸別駅。こういう廃線跡というのはもっと増えていってほしいですね。

なお廃線の代替としてはバスが運行中。バスで帯広~北見までの移動が可能なので、車が無くても訪れることは可能になっています。

跡地が喫茶店となっている足寄駅跡

陸別から車を走らせていると、足寄という町に到着。中心部に駅跡があるんじゃないかなと眺めていると「足寄駅」と書かれた建物がありました。どうやら喫茶店兼バスの待合室として営業しているようです。

なお実際の駅舎ではなく、国鉄自体の駅舎をイメージして作った建物のようで、建物はめちゃくちゃ綺麗。ふるさと銀河線時代に使用されていたのは、隣にある道の駅というのは後から知りました。

中に入ってみると、足寄駅からの運賃表や、列車の時刻表が残されています。池北線以外は全部現役の路線なのが意外。

他にはJR発足時と思われるポスターが展示されています。今は無くなった駅、無くなった列車などがポスターとして残されていました。この時代に戻って鉄道旅行をしたいな。

建物の裏には、線路と駅名標が展示中。こうやって切られたレールを見ると、もう二度と繋がらないんだというのを思い知ってしまいます。

旧士幌線の廃線跡を見てきた

今日の目的はタウシュベツ橋梁を中心とした、旧士幌線の橋梁跡を見に行くこと。道中は土砂降りでしたが、目的の橋に着いたら雨がやんで驚き。

最初にやってきたのは、第三音更川橋梁跡。橋梁部分だけは線路が残されており、ここだけ見れば今でも列車が走ってきそうな雰囲気です。放置されているということは無く、今でも修繕されて保存されています。

続けては第四音更川橋梁跡ですが、こちらは川の部分が崩落してしまっています。下にも行けるみたいだけど、どこから行くんだろう?

最後に訪れたのは、士幌線の廃線跡でも一番有名なタウシュベツ川橋梁。この橋は廃線前にダムの建設に伴い移設された旧線で、ダムに沈まない時期にのみ見ることができる「幻の橋」です。

1日10人限定の鍵を獲得するか、ツアーに参加すれば間近で見ることができますが、気軽にみられるのはこの展望台からの景色のみ。年々浸食が続いており、橋としての形が見られるのは今年が最後かもしれないとのうわさも。

名寄本線の廃線跡は諦めて、紋別まで直行することに

タウシュベツを見終わった時点でもう14時。元々は名寄に向かって名寄本線の廃線跡を見てくる予定だったのですが、時間が間に合わなさそうな状況なので紋別まで直行することに。やっぱりタウシュベツに寄り道するのはちょっと無茶だったのかもしれません。

すっかり遅くなっちゃったけど、道中で昼食。足寄駅跡の目の前にあったフクハラで購入したおにぎりと豆パンです。昼食がてら眠気が襲って来たのでひと眠り。もうそんなに急がなくても良いしね。

列車の痕跡はわからない「名寄本線・紋別駅」跡

めちゃくちゃ降っていた雨も、道中のトンネルを抜けたら嘘のように晴れ間に。山を越えると天気も一変します。そして今日の目的地、紋別に到着しました。

ここ紋別も名寄本線が通っていた場所で、紋別駅が市内中心部にありました。一応跡地に碑などが設置されていますが、中心部ということもあって当時の痕跡はあまり見受けられません。

駅舎跡は新しくスーパーや温浴施設である「氷紋の駅」が建てられていますが、これも後から建設されたもの。ちょっと寂しいですね。

逆に痕跡がなくなっても残っているものがあり、それが道としての「停車場線」という名前です。北海道では線路も無いのに「停車場線」という道路があちこちにあるんですが、それはみんな廃線となった駅の痕跡だったりします。

なお廃線となった名寄本線の代替バスとして、紋別から遠軽までを結ぶ路線バスが運行されています。経路は紋別→湧別→中湧別→遠軽という名寄本線の経路を通っていて、これもいつか乗ってみたいなと思ってる路線です。

なお本数は1日9本。現状で運行されている鉄道路線に比べても本数が多く、今の時代まで残っていたらまだ本数が多く運行されていたのかもしれません。当時の廃線路線って今からしたらまだいっぱい乗ってるようなレベルで廃線されちゃったしな……。

紋別にある「ホテルオホーツクパレス」に宿泊

今回の紋別での宿泊先は、旧紋別駅近くにある「ホテルオホーツクパレス」です。今まで紋別セントラルホテル、紋別プリンスホテルと宿泊しており、比較してみたいという理由で宿泊してみました。これで紋別にある大き目なホテルは全て泊まったことに。

ロビーはビジネスホテルというよりもシティホテルという雰囲気。おしゃれな装飾品なども展示されています。

館内にはお酒やスナック、ソフトドリンクの自動販売機が用意されています。

他には、製氷機や電子レンジも用意されていました。製氷機から持ってくる用のコップが用意されているの嬉しい。

エレベーターを降りると枕コーナーが。いろいろな枕が選べるようですが、ほとんど残っていませんでした。

ホテルに展示されていたポスター。ちょうど時期なようなので、明日の帰りに見に行くスポット案にしておこうかな。

部屋はシングルルーム

部屋は最上階9階の山側でした。シングルルームということですが、ちょっと狭い感じもしますね。

テーブルにはケトルとテーブルが用意されています。コンセントはケトルの裏に設置されていました。

クローゼットと冷蔵庫。冷蔵庫の中は空っぽで自由に使用できるようになっています。

気になった点としては、エアコンは一括管理なこと。温度の調整はできずに風量のみが調整できます。でも来た時には暖房だけだったのに、夜になったら冷房になってた……。冷房は窓を開ければ十分なんだけどな。

そして部屋の明るさがちょっと暗め。まああんまり明るくない方が、ゆったり落ち着けるのかなと思います。

夕食は鮭のちゃんちゃん焼きをメインとした、品数豊富な料理

今回の予約は夕食付きプラン。いろいろ選べる中で鮭のちゃんちゃん焼きプランを予約。写真で見る限り、いろいろな料理が出てくるようなので楽しみ。

これがちゃんちゃん焼きプラン。メインのちゃんちゃん焼きの他、刺身や天ぷら、煮付けやズワイガニのみそ汁などのこれだけでも十分なほどの料理が出てきました。

刺身は甘えびにサーモンとホタテでした。ホタテはやっぱり名産ということもあってとても美味しい。

天ぷらの盛り合わせは、海老の他にズワイガニが天ぷらになっています。カニカマの天ぷらはよく見るけど、本物のカニの天ぷらってなかなか食べることも無いかも。美味しい。

煮物はキンキのおろし煮。見た目は薄そうですが、味もちゃんと染みつつ、おろしでさっぱりしてて美味しい煮物です。

そしてお待ちかねの鮭のちゃんちゃん焼き。他のものが美味しくてご飯がなくなってしまったのが残念だったんですが、柔らかい鮭で美味しいちゃんちゃん焼きでした。やっぱり北海道の鮭は格別です。

明日は渚滑線の廃線跡を見てから南下する予定

明日は女満別空港に向かうのですが、飛行機は19時と遅め。途中に予定はあるけども、朝は近くにある「国鉄渚滑線」の廃線跡を見ていきたいなと思ってます。その後は時間を見ながら紋別から先の名寄本線の廃線跡と湧網線の廃線跡巡りをすれば良い時間になるかな……。という感じです。

そして毎回行っているところ道の市で炭火焼が出来たら良いなと思ってます。前回は何もなかったし、その前は風が強くて出来なかったんだよね。

渚滑線の廃線跡巡りとサロマ湖をサイクリング、JALパックで行く道東レンタカー巡り:3日目
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