東京モノレールは2024年3月16日から運賃の改定を実施すると発表しました。これにより浜松町から羽田空港までの運賃が500円から520円へと20円アップすることになります。
少し前に京急が値上げしたことで価格差が縮まっていましたが、また開いてしまいそうです。
運賃の値上げで浜松町〜羽田空港が520円に
今回改定されるのは東京モノレールの普通旅客運賃と通勤定期旅客運賃。普通運賃では20円〜40円の値上げが実施される他、通勤定期では月数により1万円を超える値上げが実施されるため、通勤で利用している人は会社に定期運賃の値上げを申請しておきましょう。
なお通学定期旅客運賃に関しては据え置きとなっていますが、どれほどの人が通学で使っているのかは未知数に感じます。
運賃の改定に合わせて企画乗車券も値上げ&終売されることに。土休日に使える「モノレール&山手線内割引きっぷ」は40円の値上げとなる540円、東京モノレールの一日券となる「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」は700円から1,100円と、実に400円もの値上げが実施されます。
また「モノレール羽割往復きっぷ」と「モノレール&お台場ワクワクきっぷ」は2024年3月15日で終売となるようです。
しかし山手線が値上げになるのではないのに「モノレール&山手線内割引きっぷ」の値上げ幅が羽田空港〜浜松町よりも20円高いのはしっくりきませんね。
各駅間の改定後の運賃表です。一番割りを食うのは40円の値上がりとなる浜松町から整備場や天空橋に行く人。一方利用客が多い浜松町から羽田空港へは20円の値上げに収まっていることから、他社との競争がある羽田空港行きは値上げ幅を抑えたことが想定されます。
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