北海道&東日本パスで大船渡線BRTの未乗区間を乗りに行くだけの旅:1日目

2021年の旅行記
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タイトルそのまんまなのですが、今回は2015年以来乗れてない大船渡線BRTの微妙に残ってしまった区間を乗りに行こうと思います。

区間としてはほんのわずかなのですが、上は三陸鉄道だしとなかなか行きにくい区間だったのですよね。今回は綺麗に完乗しに行きます。

仙台まで東北本線を北上していく

心配だった台風もあまり強くもないようで特に列車の運行には影響がないようでひと安心。いつも通り?始発で仙台に向かっていきたいと思います。

既に青春18きっぷの時期を過ぎてしまったこともあり、今回使うのは北海道&東日本パス。

JR北海道とJR東日本全線が連続7日間使えて11,300円ですが、今回3日しか使わないのはちょっと勿体ないですね。(ということで23日に日帰りを計画してるけど)

三陸鉄道などにも乗れた三連休限定のJR東日本の企画乗車券「三連休東日本・函館パス」が廃止へ。2021年度以降の設定は無し
しれっと三連休東日本・函館パスが廃止になりました

以前はこういう三連休には三連休パスってのがあり、これなら特急にも乗れたので別途課金してひたちでってのも有りだったんですがね。無くなっちゃったので永遠と東北本線です。

なおトク50とか使っても良かったのですが、それはそれで良い地域フリーパスがないんですよね。

大宮から宇都宮まで:東北本線(宇都宮線)

いつも通りの早朝の大宮駅です。常磐線で行くことも考えたのですが、時間が遅くなるようなので東北本線経由で進んでいきます。(帰りは常磐線経由にしようかなぁ……。)

毎度お馴染みの「5時36分発の宇都宮行き」です。この列車が都心から宇都宮への始発列車となっているため、上野などから出発してもこの列車に乗ることになります。

ぎ みん 36ふn
  • 521M
  • 大宮→宇都宮:東北本線(宇都宮線)
  • 普通
  • 上野→宇都宮
  • 大宮→宇都宮
  • 5時36分→6時51分

乗車時間は1時間20分程度なので、普通にボックスシートで良いかなという感じ。なんか沼津→大宮とかじゃないとグリーン車を使う気にならないんですよね。

宇都宮から黒磯まで:東北本線(宇都宮線)

宇都宮駅に到着。ふと思ったんですが宇都宮駅の駅名標って他と違うんですよね。ひらがなが大きくて漢字が小さいスタイル。ちょっと旧型なのかもしれません。

乗り換え時間は10分もなく次の黒磯行きに乗り換えです。正直新白河まで色々な調達は厳しいと思っていた方がいいです。

  • 629M
  • 宇都宮→黒磯:東北本線
  • 普通
  • 宇都宮→黒磯
  • 宇都宮→黒磯
  • 6時58分→7時49分

なんかいつも30分くらいかなと思ってしまうんですが、意外と1時間くらい有る区間です。平日は学生が多いですが、土休日はそんなに混む印象でもない区間ですね。

列車は日光線色の205系メルヘン顔。今後E131系の導入が決まっているので、この姿が見られるのもあとわずかかもしれません。

しかしそうなるとついに首都圏から205系が居なくなってしまいますね。記録はお早めに。

黒磯から新白河まで:東北本線

黒磯駅に到着。いわゆる「宇都宮線」という愛称が付いているのはここまでです。そして都心からの列車の最北端です。未だに黒磯からの上野東京ラインとかに乗ったことがないんですよね。

この黒磯駅での乗り換え時間はたったの5分。急ぎのトイレくらいしか出来ない気もしますが、トイレなら車内のほうがゆっくりできるかもしれないですね。

  • 4127M
  • 黒磯→新白河:東北本線
  • 普通
  • 黒磯→新白河
  • 黒磯→新白河
  • 7時54分→8時18分

この区間は30分もないので、ボーッとしてるとあっという間に到着してしまいます。前は郡山行きとか有ったのになぁ。

この区間は車内で運賃清算を行わないワンマン運転となっています。なお途中駅には無人駅もあるのですが、多くは新白河まで乗り通す客、途中で降りるのは定期の学生くらいってことでこんな運用なのでしょうね。

新白河から福島まで:東北本線

新白河駅駅に到着しました。この駅では大抵の場合2、30分程度の待ち時間が発生します。(外に撮りに来たら、ここにも山手線の運休情報が書いてる……)

この新白河駅は一応新幹線駅ということもあって、駅構内にはお土産屋やコンビニ、待合室などが完備されています。

また駅そば的なお店もあるので、乗り換え時間に朝御飯というのもちょうど良い位だったりします。

おにぎりやパン、飲み物などは奥に有るNEWDAYSで。案外改札前にコンパクトにまとまっているので、乗り換え時間で色々出来そうではあります。

なお駅前に出ても特に何もないので、駅の中で済ませることをおすすめ。

しかし何もないのも当たり前というか、ここ「西郷村」っていう村なんですよね。まあデカイ市で半分近く山では?みたいな所もあるけど。

それでは先に進んでいきましょう。新白河からは福島行きに乗車となるため、結構長い時間の乗車となります。

ちなみにこの福島行きは1日5本で、他の列車は郡山止まりだったりすることが多いです。

  • 2127M
  • 新白河→福島:東北本線
  • 普通
  • 新白河→福島
  • 新白河→福島
  • 8時42分→10時32分

福島までは約2時間の乗車です。一応「福島行き」となっているものの、途中郡山駅で23分の停車を行います。何か調達できない時間でもないので、欲しいものがある場合は予め調べておくと慌てずに済みます。

列車はE729系。一部を除きボックスシートとなっている車両です。ここまで来るとボックスシートのピッチも広くなるので快適に乗車できます。

福島から白石まで:東北本線

ようやく福島駅に到着。ここまで来ると、もうすぐ着くって感じがしますね。実際あと1時間半位だし。

なんか省スペースな行先案内標です。東北に来るとちらほら見かける感じですね。

  • 1175M
  • 福島→白石:東北本線
  • 普通
  • 福島→白石
  • 福島→白石
  • 10時40分→11時14分

以前は仙台まで行けたのですが、白石で分割されてしまって乗り換えが必須に。こんな30分くらいで乗り換えさせないで欲しい。

列車は引き続きE729系での運行です。今回は701系というハズレに当たらなければ良いなぁ。

白石から仙台まで:東北本線

白石駅に到着。対面で仙台方面と福島方面の乗り換えとなっています。

ここで乗り換えればようやく仙台にたどり着けます。とはいえ仙台が最終目的地でもないんだけどね。まだまだ先に進まなければ……でも青森とかではないので気楽です。

  • 441M
  • 白石→仙台:東北本線
  • 普通
  • 白石→仙台
  • 白石→仙台
  • 11時18分→12時07分

以前は快速シティラビットだったので12時前に着けたのですが、少し遅くなってしまいました。とはいえ大きなタイムロスってほどでもないのでまあ妥協点な時間です。

松島でお昼ごはんを食べて女川へ

仙台に到着したら、今日はそこから右に進んでいきます。気仙沼に夜に着けば良いのですが、まだ早すぎるってことで散策です。

仙台駅でさいちのおはぎを回収しようとしたら売り切れ。始発で来たのに!早いよ!日月は無いので今回は残念でした。

仙台から松島海岸まで:仙石線

仙台駅の端にある仙石線に向かいます。目的地は松島海岸なのですが、雨が強いのがネック……といいつつ、今日は食事のみの予定なのでまあ良いでしょう。

地下鉄みたいな雰囲気の割には本数が少なく感じますね。元々私鉄だったせいもあって、駅数も多くて時間が掛かる路線な印象です。

  • 1221S
  • 仙台→松島海岸:仙石線
  • 普通
  • 仙台→石巻
  • 仙台→松島海岸
  • 12時21分→13時04分

仙台から松島海岸までの22.7kmで43分。やはり時間掛かりすぎな気がしますね。

列車は205系が使われています。JR東日本で最後まで103系が走っていたこともある仙石線。205系も最後はここだけになりそうな気配がしますね。

松島で牡蠣尽くし定食を食べてきた

松島のレストハウスで数量限定で販売しているクーポン券。1,000円で1,500円の金券と、1,500円の遊覧船乗船券が付いている超お得なクーポンです。事前に知っていたので、松島でごはんを食べることにしました。

今回は色々対象店舗があった中の「伊達なバーベキューMATSU」という牡蠣食べ放題が有名なお店で、牡蠣尽くし定食を食べることに。

食べ放題も良いんだけど、絶対飽きるよね……ということで色々食べられる定食です。

まずは牡蠣ごはん。

そして牡蠣といえば王道のカキフライ。小振りでしたが、味はしっかりしていて美味しいカキフライです。

これは甘露煮でしょうか?

そして岩牡蠣を自分で焼いて食べる焼き牡蠣も付いてきます。このセットで1,650円ですが、クーポン使うので有る意味実質650円位な印象です。

色々な種類の牡蠣料理が食べられて満足でした。

松島海岸から高城町まで:仙石線

さて、今日は天気も悪いので早々に先に進みましょう。遊覧船は明後日に乗りに行く予定です。松島海岸から一気に石巻に行けるのもあるんですが、今回は乗り換え必須なコース。

この高城町から、仙台からの仙石東北ラインが合流してくる関係なのでしょうか、この駅終点の電車が結構設定されています。

  • 1331S
  • 松島海岸→高城町:仙石線
  • 普通
  • あおば通→高城町
  • 松島海岸→高城町
  • 14時33分→14時37分

ちなみにこの松島海岸駅のすぐ近くを東北本線が走っているのですが、なんか東北本線が通るとホームの電車がきますってのが反応してるんですよね。これなんとかならないんでしょうか。

高城町から石巻まで:仙石線

高城町からの乗り換えは、仙石東北ラインからやって来た快速列車です。オールロングな各駅停車と異なり、ボックスシートの運用もある列車になります。

基本的に仙台から石巻に早く行きたい場合は、仙石線ではなく仙石東北ラインを使うのが一般的。短路線を塩釜辺りに付けただけといえばだけの路線なのですが、かなりの利便性向上に繋がっています。

  • 5569D
  • 高城町→石巻;仙石線
  • 快速
  • 仙台→石巻
  • 高城町→石巻
  • 14時44分→15時17分

しかしこの時に段々と台風の影響の気圧低下で頭が痛い痛い。気圧頭痛はなんとかしてほしいものです。

列車はハイブリッド列車となっており、非電化の石巻→女川にも直通可能な列車となっています。

石巻から女川まで:石巻線

石巻駅に到着。ここで少し時間があったのですが、以前来たときの記憶としては駅にNEWDAYSが有る以外に何もないって印象。

しかしいつのまにか小さいイオンが駅前に開業しており、枯渇していた飲み物の調達などが出来ました。助かった。

  • 1639D
  • 石巻→女川:石巻線
  • 普通
  • 小牛田→女川
  • 石巻→女川
  • 15時51分→16時17分

ここからは石巻線に乗り換えとなります。石巻線は小牛田から女川までを結ぶ非電化路線で、本数はあんまり多くありません。

列車は先ほどの仙石東北ラインの直通の場合を除くとキハ110系が運用されています。東北地方で横に進む非電化路線ってみんなキハ110ばっかりな印象です。

女川で東日本大震災の津波の痕跡を見てきた

女川駅に到着。この駅は以前訪れたことはありましたが、来てすぐ帰ったので、まともに降りたのは今回が初めて。

駅には温泉施設があるのですが、現在は休業中となっていて残念。時間はたっぷりあるので、やってたら入りたかったです。

女川駅近くの道の駅でサボってた記事を散々書いてから訪れたのは、旧女川交番。この交番は東日本大震災の津波で流されてきた交番です。

何だか敢えて作ったモニュメントにも見えてしまいますが、これが津波で流されて横倒しになった実情そのものです。基礎が引っこ抜けてるんですよね。

基本的に「放置して保存」という方針のようなので、草とか生え放題になっていますが、津波の威力は思い知れると思います。

こんな大きな鉄筋コンクリートの建物がこんなになるんだから、木造の住宅なんて一溜りもないですよね。現場に居たらどれだけ恐ろしいか……。

こちらは基礎側。要するに地面側です。そうそう見る側ではないですよね。基礎の柱が伸びているのは、若干恐怖も覚えます。

写真では見たこと有りましたが、実物を見ると感じるものが違いますね。記憶を残すという意味からも、是非一度見に来るべき遺構です。

全線再開した常磐線で行く仙台&福島の18きっぷ列車旅:1日目
コロナウイルスで自粛ムードが広まってますが、旅行は予定通りです。今回は9年ぶりに全線復旧する常磐線、そして立ち入り制限が解除された双葉町に行ってみることに。

東日本大震災といえば、原発事故によって物理的には無傷でも入れなくなった双葉町にも以前行ったのですよね。全て消え去るか残ってたのに行けないか……どちらも悲しいものです。

女川駅近くのスーパーで夕飯の足しを食べることに。またカキフライ食べてるよ……。

本日の宿がある気仙沼へ

今日は明日の大船渡線BRTのために、気仙沼に宿を取っています。元々一ノ関とかも考えたのですが、結局気仙沼で正解でした。

一ノ関なんかにしてたら逆に行くのが大変だったかもしれないですし。

女川から前谷地まで:石巻線

次の列車の時間になったので、女川駅から気仙沼に向かっていきます。いつの間にか駅員は居なくなっていました。

  • 1644D
  • 女川→前谷地:石巻線
  • 普通
  • 女川→小牛田
  • 女川→前谷地
  • 17時52分→18時50分

前谷地までは約1時間。しかし終点ではないので寝過ごさないように気を付けなければ……すやすや。

列車は引き続きキハ110系です。雨も落ち着いてきて台風も過ぎ去っていったようですね。明日からは晴れるみたい。

前谷地から気仙沼まで:気仙沼線(BRT)

前谷地駅に到着。この駅は石巻線と気仙沼線の接続駅となっています。

気仙沼線のホームはあっちなのですが、今回は駅舎を出て別の場所に向かいます。あっちで待ってても来ませんから。

というのも、前谷地からは気仙沼線(鉄道)と気仙沼線(BRT)が出ており、数が少ないものの気仙沼まで乗り換えなしで行ける時間帯があります。その場合は駅前のBRT乗り場からの乗車になります。

手元に国鉄時代の時刻表があったのですが、この時間18時50分には国鉄時代には終電終わってました。今のほうが遅くまで運行されているようです。

  • 1965K
  • 前谷地→気仙沼:気仙沼線(BRT)
  • 普通
  • 前谷地→気仙沼
  • 前谷地→気仙沼
  • 19時20分→21時41分

BRTとなり大きく変わったのが所要時間とトイレの有無。やはり鉄路よりは時間が掛かり、30分以上の所要時間増加となっています。

そして2時間30分もトイレ無しなので、事前にトイレに行かないとひどい目に遭います。

こちらがBRTの車両。要はバスなのですが、USB充電ポートがあって良かったかも。個人的には100Vコンセント欲しかったけど。

アコモイン気仙沼に宿泊

北海道とまではいきませんが、綺麗な星空を眺めながら宿に向かいます。駅から少し歩きますが、雨が止んでるので問題無しですね。

雰囲気的には作業員のための宿という感じ。朝食付きで5,000円でした。

部屋としてはよくあるビジネスホテルといった感じ。狭くもなく良い感じです。

ユニットバスは少し狭いですが、大浴場があるのでそちらを使えば良いですかね(男性のみ)

ベッドの横にコンセントもあり、エアコンや電気スイッチもあって便利ですね。なおコンセントは合わせて4つありました。

さて、明日は目的の大船渡線BRT巡り。細々としたところを巡っていきます。

北海道&東日本パスで大船渡線BRTの未乗区間を乗りに行くだけの旅:2日目
今日はメインイベント?の大船渡線BRT完乗への行程です。無事に終わると思ったら……?

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