おはようございます!今日はのんびりチェックアウトして、箱根海賊船から大涌谷などを巡っていく箱根らしいルート。
急ぐ旅行でもないので、ゆったりのんびり過ごせていければいいな〜と思います。天気は晴天ではないけど雨は降らなさそうだから一安心。
トスラブ箱根ビオーレの朝食
正直昨晩の夕食が抜けきれてないような感じも否めないのですが、朝食の時間になったので食べてきます。
朝食はメインのプレートを選ぶようです。7種類もあって悩みますが、グラタンが気になったのでグラタンを注文。モーニングドリンクはブラッドオレンジジュースにすることに。
朝食にもパンが出てきて、夜と違って丸いパンとクロワッサン。おかわり自由とのことですが、もうパンに埋もれるほど食べたので1つずつで十分です。
普通のオレンジジュースよりも酸味が強いブラッドオレンジジュース。酸っぱいのが好きな私にはちょうどいい味です。
続いてポタージュ。朝にぴったりなやさしい味で、あまり熱すぎない温度で来るのも心遣いがあって良いと思います。
続けて生野菜サラダやヨーグルトなど。朝食はどんどん運ばれてくるので、コース料理のように順番に食べるってことではないようです。ヨーグルトなどは最後に食べようかな。
続けては生ハムやサラミなどの盛り合わせです。これは夕食をCコースにした人限定で提供され、あまりしょっぱくなくてちょうどいい味付けでした。
最後にメインディッシュとなるグラタンです。グラタンの中に半熟卵が入っていて、熱々トロトロで美味しい。小さく切ってあるバケットに付けて食べるのもおすすめです。周囲を見渡すとみんなグラタンばっかり食べてました。
食後のドリンクはいろいろ選べる中でアイスコーヒーを注文。朝食時間が7時と早かったので、目覚ましになるかな……と思ったのですが、やっぱりまだ眠いですね。
コーヒーは酸味ではなく苦みが強いタイプで、一気に飲むというよりはちょっとずつ味わいたくなる味。ごちそうさまでした。
食後は朝風呂に入ってのんびりしてチェックアウト
食事を終えたのは8時前で、チェックアウト時間は11時。今回は急ぎの旅行ではないので、チェックアウト時間までのんびりと過ごします。
今回初めてトスラブ箱根ビオーレに宿泊しましたが、健保専用の施設ということもあって価格からするとあり得ない豪華な宿泊体験ができました。抽選で土日は倍率が高いので、行きたくても行けないということが多いのは事実ですが、権利があるなら一度は泊まりたい施設です。
他にも横の和奏林や湯沢、館山にもトスラブはあるので、全部巡ってみたいなと改めて思います。抽選頑張りましょう……。
箱根フリーパスで箱根を巡る
宿をチェックアウトしたら箱根観光へ出発。フリーパスを使っているので、海賊船、ロープウェイ、ケーブルカーと箱根湯本へ向かって戻っていきます。
双子茶屋から元箱根港まで:箱根登山バス(H系統)
最寄りのバス停から海賊船に乗れる元箱根港へ。バスロケーションシステムがあるんですが、全部のバスが出てこないので結局バス停で待つしかない。
でもバスが定刻で動いてるとも限らず、なんのためのバスロケなのかと首を傾げます。
足湯しながらパンが食べられる「Bakery&Table 箱根」へ
元箱根港に到着。海賊船の時間までしばらく時間があるので、近くにあるパン屋さんで夕食(?)の買い出しをしてくることに。
元箱根港からは芦ノ湖を眺めることができるのですが、昨日と違ってどーんよりしていて微妙な感じ。雨が降ってこないだけ良いと考えましょう。
やってきたお店は、1階がパン屋さんで2階がカフェ、3階がレストランとなっており、外にはパーラーもあります。
ここの特徴としては、外に足湯に入りながらパンやパーラーのメニューを食べることができること。風は肌寒くても、足元はポカポカしながら楽しめます。
混雑が激しい箱根海賊船で桃源台へ
箱根海賊船の出港時間15分くらい前に戻ってみると、先程は全然居なかったのに大混雑が発生中。これ、乗れるんでしょうか。
しばらくすると遠くから海賊船がやってきました。以前も乗ったことのあるクイーン芦ノ湖です。
海賊船は30分から1時間位の間隔で運行されています。この海賊船の次は40分後の13時なので、これに乗れないのはちょっと嫌だ。
2020年は人数制限などを行っていたので、目の前で次の船ですと言い渡される事件が発生しましたが、今回はそんなこともなくどんどん乗せられていきます。
このクイーン芦ノ湖は、九州のななつ星などをデザインしたことで有名な「水戸岡鋭治氏」が監修した観光船。ななつ星はハードルが高いですが、これなら気楽に乗れます。
この船はあまり長時間乗るわけではないので、椅子などは簡素的なものが並びます。それでも柄などが特徴的なデザインとなっていて、目でも楽しませてくれます。
普通は無機質な天井だったり壁などにも、豪華な飾り付けがされています。乗って芦ノ湖を眺めるのも良いですが、船自体の装飾を見て回るのも楽しみの一つです。
柱などにも装飾が施されているので、まるで貴賓室にいるような雰囲気を味わえます。ちなみにこれは下船時に撮影したので、そんなに空いてません……。
3階に上がるとデッキに出ることができます。ちょっと風も強くて肌寒いですが「海賊船」という雰囲気を一番味わえる場所です。
今日は天気が微妙だったのですが、晴れていれば芦ノ湖と青空、それに海賊船をあわせて撮れる絶景スポットなので、乗船中に一度は来ておきたい場所。
船に揺られて20分ほどで桃源台に到着です。この先は本来ロープウェイで大涌谷に向かいますが、運休中のために代行バスでの移動となります。
大渋滞のロープウェイ代行バス
桃源台から大涌谷のロープウェイは定期保守整備で運休中。これは事前に知っていたので問題ないのですが、代行のバスが20分間隔しかないんですよね。
ここまでの混雑を見て、代行バスもきっと混んでると早めにバス乗り場へいくと、案の定混んでて大行列の中待つことに。あと目の前にバスがいたのですが、それは満員とのことで次のバスになりました。
代行バスは普通の路線バスではなくリムジンバスが担当。リクライニングするし、コンセントも付いてると設備面では文句ありません。
しかし問題が所要時間。本来15分ほどで大涌谷まで行けるのですが、渋滞により50分くらい掛かるとアナウンスがありました。本来のロープウェイに比べると何倍の時間なのでしょう……。
バスは桃源台を出てからしばらくは快調に進みますが、大涌谷へと向かう一本道に来ると大渋滞に引っかかります。
どうやら駐車場に向かう自家用車の列にバスも巻き込まれるという状況で、到着まで40分ほど掛かってしまいました。
ロープウェイは2023年3月9日まで運休中なので、その期間に大涌谷に行く人は時間に余裕を持っておくと安心です。
強風で寒い大涌谷
なんとか大涌谷に着いて降りると、すごい風。紙とかを持っていたら一瞬で吹き飛ばされそうなほどの強風が吹き荒れていました。
でも風向きが山から下に向かうような風だったので、大涌谷らしい硫化水素の匂いはあまり感じられず。火山ガスという観点では過ごしやすい空気感でした。
でもここまでの強風だと心配なのがロープウェイ。入口近くに行くと、これ以上風が強くなるなら運休の可能性と案内がありました。運休してしまうと戻るのが面倒なので早めに乗っていくことに。
写真で見るとわかりませんが、階段をのぼるときにも強風が吹き付けます。なんか色々なものが飛んでいきそうでヒヤヒヤしながらもロープウェイのりばへ。
大涌谷から早雲山まで:箱根ロープウェイ
ロープウェイ乗り場は比較的空いていて、すぐに乗ることができそうでした。ここまでの大混雑は一体何だったのかと思うほどのスムーズさです。
ロープウェイは18人乗りで、現在は15人に絞って運行しています。でも次から次へとくるので、人の刷けも早そう。
強風で大丈夫が心配になりますが、早雲山に向けて山を下っていきます。
ロープウェイに乗ると、硫化水素の匂いとともに大涌谷を上空から眺めることができます。でも硫黄山として有名な大涌谷ですが、北海道の弟子屈町にある硫黄山と比べるとショボい印象しかない……。
最高地点を超えて下りに入ると、先程までの強風が嘘のように落ち着きます。この先は山肌にも草木が生い茂り、普通の山という光景に。
ロープウェイからは天気が良ければ、横浜や東京スカイツリーが見えるとアナウンスがありましたが、今日は見ることができませんでした。
そうしてロープウェイは終点の早雲山駅に到着。ここまで来てしまえば、この先はあんまり心配する必要はなさそうです。
ロープウェイは往復乗車する人もいるようで、降りた口の反対側から大涌谷へと戻ることができます。フリーパスなら乗り放題なので、良い写真が撮れるまで往復するのもありかも。
早雲山から強羅まで:箱根登山ケーブル
早雲山ではロープウェイからケーブルカーへと乗り換えますが、改札口には係員はおらずフリー状態。これでいいのかな……。
早雲山より先のロープウェイや海賊船は16時すぎには運行を終了してしまいますが、ケーブルカーの強羅方面は18時頃まで運行。
早雲山にある足湯やカフェで一休みするなら、大涌谷方面から来たほうがゆったり過ごせます。
列車番号 | 2044 |
種別 | 普通 |
路線名称 | 早雲山→強羅:箱根登山ケーブルカー |
運行区間 | 早雲山→強羅 |
乗車区間 | 早雲山→強羅 |
発着時刻 | 14時46分→14時57分 |
ホームに行くとケーブルカーが待っていたのですが、中を見ると多くの立ち客が。急ぎでもないので次の便を待ちましょう。
1本待って次のケーブルカーに乗車。このケーブルカーは途中駅がいくつかある珍しいタイプです。
強羅駅に到着したらいったん改札から出ることに。何かあるかなと思ったけど、対して気になるものは……手湯を発見。
ほんのり硫化水素の匂いがする強羅駅周辺ですが、ここの手湯は塩化物泉らしい。ちょっと熱めだけども、手を温めるにはちょうど良い温度の手湯でした。
強羅から箱根湯本まで:箱根登山鉄道
強羅駅で特にやることもないので、箱根湯本へ戻ってロマンスカーを待つことに。GSEに乗りたいと選んだ結果、結構な待ち時間になっちゃいました。
列車番号 | 468 |
種別 | 普通 |
路線名称 | 強羅→箱根湯本:箱根登山鉄道 |
運行区間 | 強羅→箱根湯本 |
乗車区間 | 強羅→箱根湯本 |
発着時刻 | 15時08分→15時46分 |
乗車時間は38分。何回も行うスイッチバックを楽しみながらの乗車です。
ホームを見たときは結構な人がいるように見えましたが、座席は空席がちらほら。待たずにこの列車に乗っていきましょう。
箱根湯本駅の「箱根カフェ」で休憩
箱根湯本に着いてもやることがないし、多くの店は17時には閉まってしまいます。なので箱根湯本駅にあるカフェで時間を潰すことに。
ここではロールケーキやケーキとのセットもあり、甘いものが食べたくなったのでロールケーキセット650円を注文。
ロールケーキは甘すぎず、しっとりしてて美味しい。単品だと高く感じてもセットだといい感じのお値段でした。
初乗車のGSEで箱根から離脱
カフェでのんびりしたら乗る予定のロマンスカーの時間が迫ってきました。今回乗るのは小田急の最新特急列車の70000系、通称GSEです。
入線前からホームには人がたくさん。GSE自体も満席となっていて、観光への客の戻りを感じます。
箱根湯本から新宿まで:箱根登山鉄道、小田急小田原線
昨日ぶりの箱根湯本駅。相変わらず人がたくさん居ました。
乗車するはこね60号。GSEはあんまり走ってないので、乗りたいならタイミングを合わせる必要があります。
列車番号 | 0060 |
種別 | 特急ロマンスカー│はこね60号 |
路線名称 | 箱根湯本→小田原:箱根登山鉄道 小田原→新宿:小田急小田原線 |
運行区間 | 箱根湯本→小田原 |
乗車区間 | 箱根湯本→小田原 |
発着時刻 | 18時45分→20時10分 |
新宿までの所要時間は1時間25分。待ってた時間よりも乗車時間のが短い……。なんか今回はそんなことが多い気がします。
GSEの最前席と最後席は展望席となっていて、予約は争奪戦。特に昼間の展望席はプラチナチケットな印象です。
GSEは展望席だけではなく、窓が大きく取られて景色がよく見えるのが特徴です。列車に乗りながらのんびりと車窓を楽しむことができます。
側面表示機では行き先と列車名が表示され、ドアが開くときにはロマンスカーのアニメーションが流れます。
車両中程には「ROMANCECAR GSE」と大きく書かれています。前面よりもここのほうがかっこいい感じがしますね。
座席にはコンセントも完備
座席はカラフルな配色で、シートピッチも広く取られています。厚みは薄めに感じますが、MSEのような硬い座席ではありません。でもEXEほどでは……。
前の座席部分には3か所の荷物をかけるスペースと、ペットボトルなどのドリンクホルダー、Wi-Fiの案内の記載があります。
肘掛けにはテーブルもあり、小さなテーブルが窓際にもあるなど置く場所がたくさんありました。
さらに全座席の肘掛け下にはコンセントが設置されています。EXEだとコンセントはガチャですが、GSEを選んでおけば確実です。
昼前に購入したパンで夕食
ここでずっと運んでいたパンで夕食。このパンは芦ノ湖畔の「Bakery&Table 箱根」で購入したものです。
大きいのがわさびフランスで、小さいのがチーズのフランスパンです。わさびフランスはわさびの風味を感じられ、少しツーンとしたわさびらしさがあるパンでした。珍しいけど美味しい。
ホテルは良かったけど、小田急ルートの観光はもう良いかも
今回はトスラブ箱根ビオーレに宿泊するというのが大きな目的で、ついでに箱根フリーパスで観光しようという流れでした。
トスラブ箱根ビオーレはめちゃくちゃ良かったのですが、箱根フリーパスの区間に関しては混雑が激しく、長々と待たされたりすることが多くて疲れたな……というのが印象です。
トスラブ箱根は和奏林も抽選チャレンジする予定ですが、もし当たっても次は箱根フリーパスは使いたくないなと思ってしまった2日間でした。
箱根エリアに関しては西武グループの伊豆箱根鉄道も同様にフリーパスを販売しており、バスだけなら2日間で2,500円。次回来るならこっちを使います。
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