川辺の温泉と田島祇園祭を見ながらドライブ|車で鬼怒川から南会津を巡る2泊3日旅行:3日目

2023年の旅行記
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おはようございます。今日は旅行最終日ですが、なんか旅行が徐々に終わっていくという感じです。南会津から埼玉方面へと抜けつつ、途中にある日帰り温泉とかを楽しんで行ければなと思います。

しかし南会津まで来ているのに、何も観光地も調べてきていないんですよね。とりあえず田島の祭りでも見に行こうかな……。

矢坂温泉や塩原温泉に寄りながら南会津へ|車で鬼怒川から南会津を巡る2泊3日旅行:2日目
鬼怒川から塩原を抜けて南会津へという温泉ルートを辿ります。

民宿ふじやの朝食はたっぷりのごはんにおかずも豊富

関東に比べて涼しく、夜は暑いどころか肌寒さを感じるほどでした。そんな気候なのでぐっすりと寝られて朝ご飯。ハムエッグに納豆、炒め物と焼き魚など、ご飯のおかずになりそうなものが色々並びます。右下にあるヨーグルトは自家製で、中にフルーツもゴロゴロ入っていました。

おひつに入ったご飯。こういう旅館の場合はなんか量が多い印象があるのですが、ここもたっぷりのご飯が入っています。食べきれるかな……。と思ったのですが、なんとか食べきりました。残すと悪い感じがしちゃうんですよね。

お茶とコーヒーが自由に飲めるように準備されています。家だとあんまりコーヒーは飲まないのですが、旅館やホテルだと朝食後にコーヒーを飲みたくなります。ごちそうさまでした。

朝起きても喧騒ではなく鳥の鳴き声を聞きながら心地よい風を感じられる静かな旅館。運営されているご夫婦がやれるまではということでしたが、少しでも長く続いてほしい旅館だと思います。それでは名残惜しいですがそろそろ出発の時間なので宿を出たいと思います。

湯ノ花温泉を出発する前に、温泉街をぐるっと車で回ってみました。小さな温泉地ではありますが、自然がたっぷりで「ぼくのなつやすみ」というような感覚を感じます。もう戻れないけど、子どもに戻ってなつやすみをやり直したい、そんな気持ちを思い出させてくれる場所でした。

湯ノ花温泉では、ふじやと同じように雰囲気のある旅館が点々としています。全てが営業中というわけではないと思うのですが、古民家的な旅館を探している人には穴場スポットだと思います。

川沿いにある天然温泉、木賊温泉岩風呂

会津田島に向かおうとしていた途中、そういえば近くに川沿いに建つ天然温泉があると聞いたことを思い出し、急遽戻ってやってきたのが木賊温泉。湯ノ花温泉の先から右手に進むとある温泉地で、湯ノ花温泉とは違う泉質を味わえます。

川に降りる急な道を進むと、小屋のようなものがあります。ここが目的地の岩風呂。こんな場所にあるから定期的に大雨で流されてしまい、その度に再建ということが繰り返されています。

すぐ横を流れる川は透明度も高くて魚釣りにも良さそうな雰囲気です。でもたまに湯気が立ってるし、場所によっては熱いのかもしれません。

この温泉は混浴温泉となっていて、外から丸見え。時期によっては川で魚釣りをしている人を見ながら温泉に入るというシュールな光景になることもあるようです。逆に冬は雪景色を見ながらの入浴が楽しめるみたい。

混浴だと女性は難しい感じがしますが、女性は湯あみ着を着て入浴することが認められています。とはいえ男性は裸なので、やっぱり抵抗がある人が多そうではありますね。

画像:南会津町観光物産協会より

内部は岩で区切られた2つの浴槽があり、各2名くらい入ればいっぱいといったところ。一番奥の底から源泉が湧き出ているので、温泉を味わうなら一番奥がおすすめ(その分熱めだけども)。

泉質は硫黄泉で、硫化水素臭が周囲に漂って湯には湯の花が浮かんでいます。でも大きな難点として、温泉は良いけどめちゃくちゃアブが飛んでます。近くに置いてあるハエ叩きで追い払わないと、刺されてひどい目に合いますよ……。

会津田島駅近くで行われている「田島祇園祭」を見てきた

車を走らせてやってきたのは、会津鉄道の会津田島駅。浅草からのリバティの終着駅で、2017年までは快速列車の終着駅でもありました。

駅に入ってみると、浅草行きのリバティは満席。とはいっても鬼怒川温泉までなら立席で乗車可能です。大体は鬼怒川温泉からの座席指定が多いのでしょう。そしてホームにいるのは6050型を改造した634型。普段は居ない列車ですが、臨時列車用にやってきたのかもしれません。

臨時列車が運行されているのには理由があり、今日は田島祇園祭というお祭りが開催されています。京都や福岡の祇園祭に並んで、日本三大祇園祭と呼ばれているようです。

駅前の通りにも多くの屋台が立ち並び、車両通行止めの歩行者天国になっています。こうやって屋台が立ち並ぶのを見ると、お祭りだなぁという気分になります。

お祭りをメインに見に来たわけじゃないので、タイムスケジュールなども全く知らない状況。てか駐車場の有無すら確認してこなかったのですが、無料の駐車場がたくさん用意されていたので助かりました。

大通りには大屋台が展示中。今日は展示されている状態で動いているのは見ることはできませんでしたが、夕方から夜にかけて子供を載せて大通りを進むようです。連なって運行するのはなかなかの迫力がありそう。

そろそろ時間も迫って来たし帰ろうと思っていると、会津田島駅前で何やら催しが。全く何だか知らないけど見学していきましょう。

踊りが終わると祇園祭らしい行列が進んで行きます。夕方位から色々と始まるそうなので、その前準備なのかもしれませんね。京都の祇園祭は人が多すぎて動けないような状況のようですが、こちらの祇園祭は比較的平和な印象。お祭り自体をじっくり楽しみたいなら田島祇園祭の方が向いているようです。

会津田島にあるスーパーで飲み物などを調達しようと物色していると、酪王のももオレがありました。このメーカーのはどれを飲んでも美味しいので、これもきっと美味しいはず。100mlで59kcalもあるのがネックだけど、見なければカロリーはきっとゼロ。

塩原を経由して矢板の温泉を巡りながら帰路へ

会津田島を出た時点で時間は15時過ぎ。思ったよりも時間が押してしまったので、急ぎ目で南下していきます。とはいえ道中は空いてるし、制限速度も比較的高いのでスムーズなんですけどね。

男鹿高原にあるわさび屋さん「山王わさび園」

何もない男鹿高原駅の近く……とは言えないような場所にあるわさび園。行くときに気になっていたので帰りに寄り道してみました。ここでは生わさびの他、わさびの粕漬けやのりわさび漬けなどが販売されています。

試食させてもらって美味しかった粕漬けとのりわさび漬け、各500円を購入。家に帰って温かいご飯と共に食べるのが楽しみです。強いて言えばのりの着色料が無ければ良かったなぁ。

塩原温泉にある七ッ岩吊り橋に寄り道

会津から塩原温泉を経由している途中に見かけた吊り橋。以前来た時は土砂降りだったのでスルーしていた橋に寄ってみました。ここは箒川という川に掛かる吊り橋で、近くに七ッ岩があるから七ッ岩吊り橋という名前だそうです。

吊り橋からは箒川と塩原の山々の景色を眺められます。今の時期の青々とした光景も良いのですが、紅葉の時期はもっと絶景なんだとか。

駐車場には足湯もあります。トイレもあるので、景色を見てトイレも行って足湯にも入ってと、ひと休憩するにはぴったりなスポットです。

矢板市にある温泉「城の湯やすらぎの里 温泉センター」へ

おもて那須手形で入れる日帰り温泉「城の湯やすらぎの里 温泉センター」にやってきました。ここは内湯と露天風呂がある温泉施設で、通常でも500円という安価な料金で入浴することができます。

施設紹介【温泉センター】|矢板市 城の湯 やすらぎの里

ここの温泉は源泉かけ流しの温泉で、泉質はナトリウム-塩化物硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。アルカリ性の温泉で若干トロみのある肌にも優しいお湯でした。内湯と露天風呂があり、露天風呂では夕方ということもあってひぐらしの鳴き声を聞きながらの入浴。こういうのに安らぎを感じます。

また施設内には食堂などもあって、麺類や定食が比較的リーズナブルな価格で提供されています。温泉だけではなく食事に来ても良いかもしれません。

近くてもまだまだ魅力がたくさんある南会津

栃木から徐々に北上していき、今回やってきたのが南会津。いつも野岩鉄道とかで通過していってばかりですが、関東から近い割には東北という感じがして、自然もたっぷりでまだまだ魅力がたくさんある場所でした。

今回は下調べ無しで全然観光ができなかったので、今度はゆっくり時間を取って観光もできたら良いなと思います。遠くの旅行もいいけど、近くの旅行も楽しいね。

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