東京メトロは土休日限定の乗り放題サービスとして、「休日メトロ放題」を2023年11月から開始すると発表しました。2022年にトライアルを行っていたサービスですが、今回正式サービスとして実施される模様です。
回数券の廃止により土休日の運賃が実質的にかなり高くなってしまったのは記憶に新しいですが、このサービスにより土休日のおでかけをリーズナブルに済ますことができそうです。
2,000円を事前に支払うと土休日の乗車分を全額ポイント還元
メトポ-メトロに乗って、ポイントを貯めよう。Metro Point Club
東京メトロが2023年11月から開始する「休日メトロ放題」は、あらかじめ2,000円を専用サイトから支払ったうえで、メトポ(東京メトロのポイントサービス)に登録したPASMO、モバイルPASMOを利用すると土休日の利用額が全額メトポとして還元されるサービス。
2022年3月にトライアルとして同様のサービスが実施されましたが、金額を気にせず乗れるのが便利なサービスだった記憶です。
注意点としては通常の定期券のように先払いしておけば乗り放題というのではなく、土休日に使用した金額がメトポとして翌月に還元されるという仕組み。そのため、1万円分乗車したら一旦1万円を支払う必要があります。
サービス開始は2023年11月乗車分から。登録を行うためには前月中にサービス利用の申し込みが必要なため、11月に使いたい場合は10月中に決済までを行う必要があります。対象となるのは土日祝の始発から終電までで、ポイントの付与は乗車した翌月11日に実施されます。
サービス利用の申し込みはオンラインで可能ですが、付与されたポイントを受け取るためには東京メトロの券売機で手続きが必要なのは少し面倒に感じますね。なお付与されるメトポはPASMOに1ポイント=1円でチャージが可能なため、東京メトロ以外の交通系ICカードが利用可能な場所でも使うことができます。
サービス利用の注意点としては、まず登録したPASMOを間違いなく使うことと、乗車・下車を自動改札を必ず使用すること。有人改札を使用して清算した場合は付与対象外となります。
また、休日メトロ放題を登録したPASMOでは、土休日の乗車分に対して「ランクスコア」「メトロポイントPlus」の付与は実施されません。代わりに一律1000ランクスコアが付与されます。
「メトロポイントPlus」に関してはトライアルでは忘れ去られていたのか付与対象となっていました。そのため乗りまくるとポイントがタダで貯まるようなバグ仕様となっていたので、ちゃんと塞いできたという形に。
4日以上乗るなら24時間券よりお得に
1日 | 2,000円 |
2日 | 1,000円 |
3日 | 667円 |
4日 | 500円 |
5日 | 400円 |
6日 | 333円 |
7日 | 286円 |
8日 | 250円 |
実際に月に何日使えば元が取れるのかという点ですが、1か月の土日は8日以上あることを考慮して表にしてみました。
通常の東京メトロ24時間券は600円ということを考えると、月間4日以上使用すると24時間券を使用するより安価になる計算に。とはいえ往復利用が多いことを想定すると、一番多そうな210円区間として月に5日使うかどうかがサービスの利用基準に思えます。
しかし24時間券は600円払えばそれ以上払う必要が無い一方、休日メトロ放題は一旦建て替えが必要なので、気分的には24時間券の方が楽という人が多そうです。そこは考え方次第でしょうね。
参考リンク
土日祝日が1か月間、実質2,000円で乗り放題になるメトポのお得な新サービス 「休日メトロ放題」が2023年11月からはじまります!!
コメント
僕は、リンクの事業所(鶴見工場)に在職し、京急の逗子葉山〜京急川崎を通勤区間とする者です。
当工場の最寄りは南武線の矢向ですが、川崎西口から従業員用送迎バスを利用します。
365日24時間のフル稼働で、僕は火曜〜土曜の日勤、日月が休勤日と言う事です。
主な業務は、野菜未加熱調理(キャベツの芯取り)です。
休勤日には、東急東京メトロパス(横浜から¥980)やみなとみらい線1日乗車券(¥460)等の企画乗車券で日帰り近距離旅行を楽しむ事があります。
又、普段の通勤経路でも、退勤後に横浜、上大岡、金沢文庫等の途中駅で下車し、飲食店巡り等を楽しむ事が出来ます。