長崎県の島原半島にある温泉地「雲仙温泉」。以前に日帰りで訪れたのですが、次回は泊まりたいと考えて泊まりでやってきました。
数ある宿泊先の中から選んだのは「関荘」という民宿。静かな湖畔でゆったり過ごせるお宿です。宿泊時の旅行記は以下からどうぞ。
おしどりの池のほとりにある旅館「関荘」に宿泊
本日の宿泊先は、おしどりの池のほとりにある「関荘」です。雲仙温泉の旅館では比較的リーズナブルで、2食付きで8,500円という宿泊費でした。
雲仙地獄からも歩いて行ける距離で、観光をするにも便利な立地。雲仙のバス停からは歩いて5分程度なので、公共交通機関でも訪れやすいです。
すぐ横にあるおしどりの池。夕暮れで幻想的な光景が広がっています。
それでは入っていきます。なんか田舎の家みたいな佇まいですね。
こんばんは~と入っても特に誰も居ません。ピンポンを押しても誰も出てこない……?
ロビーにはウォーターサーバーやゆったり過ごせるソファなども用意されていました。そしてウロウロしていると宿の人が出てきたので、お部屋の鍵を貰って部屋に向かいます。
トイレなどは共同でお風呂は温泉ではないみたい
部屋に向かいながら館内を散策。2階の階段の脇には電子レンジがありました。
洗面台。トイレも共用となっています。男女2つずつあるので、先客で使えないってことは少ないと思う。
お風呂は温泉じゃなくて沸かし湯。周囲には硫化水素の匂いがするような温泉地なことを考えると少し残念。
せっかく温泉地に来たなら温泉に入りたい!という場合は、宿からシャンプーとボディーソープを借りて(持ち出し用にカゴに入ったのが置いてある)共同浴場に行きましょう。何軒かありますが、だんきゅう風呂が200円で安くておすすめ。
温泉は酸性で鉄分を含む泉質。温度が高め&濁ってて見えないわりに深いので慎重に入りましょう。シャワーもあるので頭や体も洗いやすい共同浴場です。
部屋は和室でおしどりの池を眺められる
お部屋はこちら。6畳の和室で広々と過ごせそうです。布団は自分で敷く方式ですが、カバーとかは着いてるので広げるだけ。
テレビと横にはコンセント。冷蔵庫はないですが、エアコンは部屋ごとに設置されていました。
浴衣とタオル、歯ブラシが用意されています。
窓の外はここから見ると真っ暗。
でも窓を開けて外を見ると、夕暮れのおしどりの池を眺めることができます。窓の建付けが悪いのはご愛嬌ということで……。
夕食は品数豊富なラインナップ
2食付のプランだったので、夕食を食べてきました。刺身や長崎らしいちゃんぽん鍋など、品数豊富で食べきれるかな。
お茶がご自由にどうぞ、と置いてありました。一応ビールとかは頼めるみたい。
メインディッシュはチキン南蛮。あんまり油っぽくなくて食べやすい。
これは前菜かな??ウナギ乗ってて豪華な感じがする。うな丼も食べられるね。
酢の物。ポン酢を掛けていただきます。
タイとカンパチ(かブリ)の刺身。新鮮で美味しいお刺身でした。
カレイの煮付け。柔らかくて味も染みててご飯が進む一品。
ちゃんぽん鍋。グツグツ煮込んで食べます。こんな感じに食べるのは初めてかも。
煮えたら器に移していただきます。ちゃんぽんの他にももつがたくさん入っていて、モツ鍋のシメちゃんぽんが一緒に入ってる感じの鍋でした。ごちそうさまです。
ごはんがおひつじゃなかったので、苦しくなるほどに食べることはなく無事に完食。これくらいだとちょうどいいかも。
宿の周囲は明かりも少なく、空を見上げると星空を楽しむことができました。写真を撮ってもカメラでは満天の星空が写っていたけども、こうして載せると何がなんだかわからないですね。
おかずが多めでごはんが進む関荘の朝食
朝食は納豆に目玉焼き、明太子や味付けのりなどと、ごはんのおかずになるものが多めのラインナップでした。きんぴらごぼうが想像よりも辛くてびっくりしたけど美味しかった。ごちそうさまです。
客室の窓からは朝日に照らされたおしどりの池。ぷかぷか泳ぐ水鳥をゆったり眺めながら、気分の良い朝を迎えられました。
温泉宿ではないけどゆっくり過ごせるリーズナブルな民宿
温泉地にありながら温泉ではないというのは残念ではありますが、近くの共同浴場に行けば温泉は楽しめます。その手間を気にしなければリーズナブルに雲仙温泉に宿泊できる旅館です。
食事もボリューム満点でお腹いっぱいになるし、外を見るときれいな池が眺められて気分も良くなります。静かに雲仙温泉で休みを過ごしたいという目的にはぴったりな旅館でした。
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