食事はバイキングでカラオケなどのエンタメも無料で楽しめる温泉宿の伊東園ホテルズ。今回は長野県にある「リバーサイド上田館」に宿泊してきました。
ここは名前ごと廃業したホテルを再利用した宿で、独特なキャラクターもお出迎えしてくれます。なお今回の宿泊時の旅行記は以下からどうぞ。
千曲川のそばに立つ「リバーサイド上田館」に宿泊
今回の宿泊先は千曲川の川沿いに建つ伊東園ホテルズの温泉宿、リバーサイド上田館です。写真で見ていた感じだと規模感も大きく、豪華さには結構期待できそうなので楽しみです。
フロントは1階にあり、広々とくつろげるスペースが広がっています。でもやっぱり感じるのは、鬼怒川温泉や川治温泉に比べると詰め込むような造りにはなってないんだなということ。ニューさくらとかはかなり詰め込むような雰囲気だったしなぁ。
フロントの脇では、浴衣とアメニティコーナーが展開されています。浴衣は3種類から選べるほか、アメニティは歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップにクシが用意されています。しょっちゅうホテルに泊まっているので、こういう白いクシが貯まっていくんですよね。
館内の案内図。地下1階から地上11階という立派なホテルです。食事をするバイキング会場は2階で、大浴場は8階にあるようです。
めちゃくちゃ広い売店
奥を見ると広々とした売店があったので、見に行ってみようと思います。今まで行った伊東園ホテルズでも、一番の広さがありそうな感じ。
まだチェックイン時間ということもあり、売店には店員すらおらずガラーンとした状態。でも何でもそろってそうな感じだし、時間のある時に色々見てみようかな。
コンパクトなゲームコーナー
浴衣コーナーの横手にはこじんまりとしたゲームコーナーがありました。以前は地下に広々としたゲームコーナーがあったようですが、今はこの狭い空間に押し込められている感じに。
ちょっと古いモデルのスロットマシンが並びます。あんまり詳しくは無いのですが、昔のモデルが好きって人も結構いるみたいですね。吉宗は曲だけ知ってる……。
ゲームコーナーの横には卓球コーナーが設置されています。ちょっと手狭な感じなので、壁にぶつからないように気を付けながらプレイすることになりそうです。
伊東園ホテルズの定番、無料カラオケルーム
伊東園ホテルズといえば無料のカラオケで、ここでも提供されています。でも他の伊東園だと60分ということが多いのですが、ここは50分とちょっと短め。なんか同じ伊東園でも微妙に違うんですよね。部屋はふかふかソファの部屋と、宴会場のような雰囲気の座敷の部屋が用意されていました。
ここのカラオケはグループ会社の歌広場の機械を持ってきているので、世代は最新のDAM AI。カラオケがある旅館でも古い機械の場所がありますが、ここは最新の曲も用意されています。
泊まった客室は2間の広々とした和室
館内探索もこれくらいにして、泊まる客室へ。ドアを開けると広々とした玄関が。冷蔵庫が設置されていますが、先が見えません。行ってみましょう。
奥に進むと12畳ほどの和室が広がっています。さすがに12畳もあれば、3人で宿泊しても十分のんびり過ごせる広さです。部屋にはテレビや金庫、ポットも用意されています。
テーブルにはお茶請けが用意されています。でもいつも見かける羊羹は無いのでしょうか?
和室といえば、窓際にある広縁で談笑するのが楽しみの一つ。元の広さが広いこともあって、椅子も4つ用意されていて快適に過ごせます。高層階なので、千曲川を部屋からゆったりと眺められるのも嬉しいポイントです。
そしてここ、広縁から外に出られるんです。
外と言っても窓から出るわけではなく、横のドアからベランダのような場所に出ることができます。かなり広々としたベランダなので、景色を見ながら晩酌というのにもぴったりな場所です。
ベランダからも千曲川が眺められるのですが、今日は天気が微妙なのでこんな状況に。明日は比較的天気がいいようなので、朝に期待しましょう。
ベランダから戻ってくると、目の前にもまたドアが。開けてみると隣の部屋につながっていました。実は今回の部屋は2部屋繋がっていて、合わせて20畳ほどのめちゃくちゃ広い部屋が設定されてたんですよね。
でもこのスペースってなんだったんでしょう。椅子とかは後から置いたような感じがするんですが、以前は室内の温泉でもあったのかもしれません。
隣の部屋には布団が用意されてい、正直この部屋だけでも十分な広さがあるように思えてしまいます。普通ならこれだけ広いと宿泊費も高そうですが、伊東園ホテルズなら金額は変わりません。ありがたい限りです。また、こっちの部屋にもテレビが付いていました。
洗面所とバスルーム。広い洗面所に比べるとバスルームは狭い感じですが、ここに来る人なら大浴場に行くと思うので支障はないでしょう。何故か洗面所のコップが2つしかない……。
大浴場には展望露天風呂も
チェックインして一休みしたら大浴場へ。ここは夜と朝で入れ替え制となり、露天風呂が入れるタイミングが男女異なります。日替わりとなるので、チェックイン時に確認しておきましょう。
こちらが今回男湯となっていた奥側の温泉。露天風呂からは千曲川や信州の山々を眺められますが、今回宿泊している部屋の方が上だったこともあり「部屋からの方が綺麗だなぁ」と思ってしまったり。
泉質は単純アルカリ泉で、塩素消毒が行われています。でもあんまり塩素臭もしなかったので、伊東園ホテルズとしては温泉の質は良いように感じられました。内湯の温度も42.5℃と個人的にはちょうどいい泉温だったのも好印象です。
こちらは手前の内湯です。露天風呂はありません。内湯の写真を見る限りはなんか狭そうな感じですね……。起きられたら明日の朝風呂で行ってみましょう。
会場は広いけども、料理がソーシャルディスタンスされてる夕食
夕食の時間になったので、夕食会場へと向かいます。伊東園ホテルズでは季節ごとにフェアを行っており、今は串揚げフェアが実施されています。エビやカキがあるのは個人的に楽しみ。
まずはドリンクコーナー。お酒が飲めないので、ソフトドリンクコーナーにお世話になります。ここのラインナップはどこの伊東園ホテルズでも変わりませんね。
こちらはアルコールコーナー。生ビールを始めとして、各種サワーや地酒、日本酒なども用意されています。日本酒の種類はちょっと少な目な印象です。
信州といえばそば。夕食バイキングでもそばが用意されていました。味としては普通の乾麺という感じですけどね……。
続いて季節のフェアである串揚げ。豚ヒレと海老、かきにアスパラが用意されています。でもこれ、見た目としては串揚げは良いんですが、食べやすさを考えると串が無い方がありがたいな……と以前の串天フェアでも思った記憶です。
フェアの串揚げの他、ちくわの磯辺揚げときすの天ぷらも用意されています。これは天ぷらそばにするのにちょうど良さそうですね。
大きな円テーブルに竹の子の土佐煮や白和えなど、和風の総菜が並んでいます。でもテーブルの大きさの割に並ぶ品数は少なく感じてしまいます。
さわらの味噌焼きにローストポーク、トマトとツナの冷製パスタが並びます。
隣には枝豆と漬物。お酒と共におつまみとして食べる感じのメニューでしょうか。
お寿司コーナー。他の伊東園ではマグロの寿司もありましたが、ここでは〆イワシにイカ、エビにサーモンというラインナップです。ちょっと物足りなさも感じます。
お刺身コーナーは3点盛り。舟盛りで取り放題じゃないので、迫力は少な目です。てか左右に空きスペースが多すぎるような……。
ビーフシチュー。大きな牛肉がゴロっと入っていて、並んでいるメニューの中ではおすすめしたいメニュー上位です。
お隣には鶏のから揚げにたこやき、手羽先の香味焼きが並びます。この塩から揚げは結構おいしかった。
信州そばもあるけど、塩ラーメンもありました。お隣ではよく見かけるもつ煮込みと、蒸し器に入った茶わん蒸し。いつも思うけども、このもつ煮込みってずっとグツグツしてて味が濃くなってんじゃないかなぁ。
ご飯コーナー。山菜ごはんなどがあれば良いなと思ったのですが、そういうのは無さそうです。横にはビーフカレーとみそ汁も用意されています。
サラダコーナー。レタスに玉ねぎ、ブロッコリーにコーンくらいしかありませんでした。ちょっとレパートリーが少ないなという印象です。
最後にデザート。ロールケーキにフルーツとゼリーの他、わらびもちといつものミルクバーというラインナップです。このミルクバーは美味しいので、ぜひ食べてほしい逸品です(?)
そんなわけで持ってきたバイキングメニュー。バイキング会場は広々としてて期待したのですが、ずいぶん空きスペースも多くてレパートリーが物足りないなというのが今回の印象です。金額的には同じくらいなので、結構差があるのが気になってしまいます。
二回目に取ってきたのはこんな感じ。好きなカキフライを中心に、最初になかったお刺身などを持ってきました。でもやっぱり串は邪魔です。
そして今回はバイキングメニューだけではなく、クーポンの都合で付けた別注料理の信州牛のしゃぶしゃぶが追加されています。このしゃぶしゃぶは脂も乗ってておいしいしゃぶしゃぶ。別注料理はハズレはありませんね。
野菜と共にポン酢を付けていただきます。これが追加で1,500円位なので、ちょっと豪華にしたいというなら別注料理を付けてみるのも良いかもしれません。
最後に伊東園ホテルズで一番美味しいと思っているミルクバー。毎回2本くらい食べて〆という感じが基本です。ごちそうさまでした。
朝食はいつもの伊東園ホテルズ感
朝食は朝8時から。ここは7時と8時の2部制になっていたのですが、7時は早いよな……と8時にしました。
朝食バイキングにはアルコールはありませんが、ソフトドリンクと牛乳が用意されています。朝でも好きなジュースが飲めるのは伊東園の嬉しいポイント。
円形テーブルには和物や煮物、炒め物などが並びます。なすとピーマンの味噌炒めがあったのは好きだから嬉しい。
昨晩はラーメンとそばがあった麺コーナー。朝はシンプルにうどんだけが用意されていました。朝食にうどんがあるのは香川県みたいな雰囲気。
白米とおかゆにお味噌汁。朝カレーとかはありませんでした。
パンは胚芽ロールと食パンがありました。ジャムなども色々用意されているので、お好みで乗せて食べましょう。
焼き魚は塩サバと子持ちししゃもでした。塩サバは大体どこでもハズレがないので無難なメニューです。
隣の小鉢に入っているのは、なめ茸にオクラ、松前漬けにごま昆布と温かいごはんに載せて食べたくなるおかずです。あとでのっけ丼みたいにしてみましょう。
ハムに温泉たまご、焼きのりに納豆です。こういう温泉たまごって、小さな温泉旅館だったりすると自家源泉で作ってたりするんですが、きっと市販品なんだろうな。
厚焼き玉子に湯豆腐……じゃなくて冷奴でした。厚焼き玉子はほんのり甘めでお弁当に合いそうな味付け。
蒸し器に入ったポーク焼売。これは結構美味しかったです。
ここからは洋食コーナー。白身フライにフライドポテト。
ジャーマンポテトと肉だんご。ジャーマンポテトは肉だんごのソースを絡めるとちょうどいい味かも。
オムレツとウインナー。オムレツの形的に中になにか入ってるのかな?と思ったんですが、特に何も入ってないプレーンオムレツでした……。
サラダは昨晩と同じラインナップ。別の場所にあるオクラをサラダに合わせても良さそう。
シリアルとヨーグルト。コーンフレークって最近あんまり食べなくなったなぁ。
デザートはグレープフルーツとフルーツポンチでした。
最初に巡ったときは空っぽなのも多かったのでスカスカな感じに。2周目は最近たまご高いな……と家で食べられてないので卵料理を中心に持ってきました。
なめ茸とオクラを見ながら、納豆とともに乗せたいな〜〜!ってことてのっけ丼に。なんだかんだでこういうのが一番美味しいんですよね。
朝食はいつもの伊東園ホテルズだなという感じの無難なラインナップ。でも補充間に合ってなかったのが少し気になりました。ごちそうさまでした。
晴れ晴れしていて清々しい朝
昨日はどんよりとしてたのですが、今朝は打って変わっていいお天気。部屋からも千曲川と山を一望できました。
低層階だと温泉からしか景色がよく見えないのですが、高層階だったのでゆったり景色を眺められたのはラッキー。都会のゴミゴミした空気を入れ替えられました。
ホテル前の河川敷に降りると千曲川をゆったり眺められます。気温もちょうどよく、ゆったりと空と皮を眺めていたら時間が過ぎ去っていきそうな雰囲気です。
泊まるなら高層階がおすすめ!な景色の良い宿
ここリバーサイド上田館では、名前の通り千曲川が客室から眺められます。でも高層階じゃないと眺めがあまり良くないと思うので、同じ金額を払うなら高層階がおすすめ。
ちょっと食事のレパートリーは伊東園の中でも微妙かも……?という感じがしましたが、お腹いっぱい食べられるので満足はできると思います。
都心部からは少し離れているので、ゆったり落ち着ける宿でした。都会のゴミゴミした空気を浄化したいなんてときにはおすすめです。
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