年会費以上の価値があるともてはやされてきた楽天プレミアムカード。そんな話も過去のものになるかもしれません。大きな「改悪」となる変更が発表されました。
楽天市場でのSPUの改悪も相まって「楽天経済圏の崩壊」なんて言われる始末に。
楽天市場のポイントアップ終了&プライオリティパスが年間5回に改悪
楽天プレミアムカードというのは、楽天カードのなかでも上位カードとして設定されているクレジットカード。年会費11,000円が掛かりますが、その分の特典が豊富なカードでした。
そんな特典が大きく変更となります。

まずは楽天市場での特典の変更。2023年12月1日より、いつでも楽天市場で+2%還元されていた楽天プレミアムカード特典が廃止になります。よって年会費無料の楽天カードと同等の還元率に。
【楽天市場】SPUの特典内容変更について|SPU(スーパーポイントアッププログラム)
SPUでの還元上限が通常カードよりも多く設定されてはいますが、それも上限が15,000円から5,000円へと1/3に。還元率が減って上限も下がり、多く買い物する人には大きなダメージに。

続いてはプライオリティパス。年会費11,000円という金額でプライオリティパスが手に入るということで人気を博していたのもまた事実ですが、こちらも利用制限が設定されます。
現在は海外でのラウンジ利用回数の制限はありませんが、2025年以降は「年間5回」と回数制限が設定されます。海外に多く行く人にとっては痛い変更ではないでしょうか。
なお「海外利用」となっているため、国内空港でのレストラン利用がどうなるかは未知数。お好み焼きが食べられる回数がどうなるかは気になるところです。
年会費の返金でお茶を濁す模様

今回の改定に伴い2023年11月1日までに入会した会員に向けて、2024年1月8日までの期間中、年会費の返金を行うようです。
自動で返金ではないので、カードを持っている人は手続きを忘れないようにしましょう。しかし楽天側が年会費の割に合わないと判断したとなると、今後の年会費の減額もありそうですね。
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