毎年2、3回程度参拝している自分がこんぴらさんの参拝する人に向けて書いてみました!コロナで旅行出来ないなら過去の写真とかを使って記事にしようというわけ。
香川県にいったなら一度は行ってみてほしい所です✨
そもそもこんぴらさんとは
こんぴらさんは正式名称を「金刀比羅宮(こんぴらぐう)」と言い、香川県仲多度郡琴平町にある神社です。
本堂までは階段で785段あり、奥社までは1368段あります。登る前には心構えが必要です。
昔はこんぴら狗という、旅の人に飼い犬を託して代わりに参拝するなどのことがあり、そういう経緯から犬を連れての参拝も許可されており、参道でも良くペット連れの人を見かけます。
こんぴらさんへの行き方
こんぴらさんは色々な行き方があるので一つずつ紹介したいと思います。
空港から
高松空港からは琴平行きのバスが出ておりそれで向かうことが出来ます。基本的に飛行機の時間に合わせた時間なので使いやすいと思います。
運賃は1500円でちょっと割高。もう少し安くしたいという人は↑の高松方面のバスに乗って空港通りでことでんに乗り換えましょう。500円近く安くなります。
空港通りのバス停から駅までは徒歩6分程度なので乗り継ぎ時間には注意してください。
高松市内から
高松市内に観光の次にみたいな人も多いと思います。高松からはJRでもことでんでも行けますが、時間はJR、運賃はことでんという感じ。
運賃 | 時間 | |
---|---|---|
JR | 870円 | 50分~1時間15分 |
ことでん | 620円 | 約1時間 |
しかしことでんの駅の方が金刀比羅宮には近いため、徒歩の時間も考えるとことでんのが良さそうですね。
JRの駅から参道に向かう道の途中にあることでんの駅。
ことでんの駅は参道にいく道の鳥居の手前にあります。
東京・岡山から鉄道で
東京から飛行機ではなく鉄道で行きたい場合は、岡山まで新幹線で行って高知方面の特急に乗り換えるか、延長運転されている際にサンライズ瀬戸に乗って行くかのどちらかになります。
新幹線で行くのももちろん良いですが、最後の定期夜行列車になってしまったサンライズで行くのも旅としては良い思い出になると思います✨
自家用車やレンタカーなどで
自家用車やレンタカーで向かうという人も多いと思います。そんな人に注意したいことがひとつ。
参道の下を目指してナビを設定しないこと。
何故かというと参道の近くって駐車料金が結構高いんですよね。最寄りのタイムズは平日ならまだしも土日は60分で550円。大抵戻ってこられませんので1000円コースです。
ちなみに参道の真ん前の売店の近くを通るとこっちこっち!と勧誘されますが、土日は1回の駐車料金が結局1000円なのでそれで良ければ…という感じ。
少し離れれば安くなる
この駐車料金、少し離れた郵便局の近くなら1回500円だったり、琴平駅近くの町営なら1時間200円だったりします。
参道近くは満車なのに町営はガラガラとかだったりなので、少し歩いても良いなら琴平駅に向かうのが吉。
こんぴらさんの本宮まで登ろう
こんぴらさんに着いたらさっそく階段を…の前に飲み物とかの用意をしておきましょう。特に夏場などは熱中症対策に必須です。
参道の前の道にはセブンイレブンがあるので、飲み物とか軽食を調達するならここで。先にも自動販売機はありますが、売り切れている可能性もあるので……。
山道入り口は左右にお店が色々あるのでわかりやすいと思います。
途中に足湯なども有るので、帰りに疲れた足を休めるのにちょうど良いですね(‘ω’)ノ
また長い階段続くので心配という人は貸し杖を使うのもおススメ。杖だけを有料レンタルしている店もあれば、お土産を買えば無料でという店もあるので使い分けると良いと思います。
階段の手前には自動販売機がずらっと並んでいますが、一番奥の自動販売機は100円でお茶などが買える安価な自販機。その代わり品数は多くないのと謎の飲料が売ってます。
お土産を買うなら帰りに買いましょう。
参道の左右にはお土産屋さんが多数ありますが、行くときは見物程度にしておきましょう。どうせ帰りも同じ道を通るので、荷物をもって上まで往復するのは無駄に疲れるだけです。
ちなみに自販機はこの青い自販機が最後。心配であればこの自販機で飲み物を調達しておきましょう。
なお真ん中に写っているのは籠なのですが、2020年の1月で引退してしまっているので現在は見ることは出来ません。
担いでいる人もご高齢となり、体力的にも継続が厳しくなったということでの引退のようです。長年お疲れ様でした。
一瞬着いた!と思わせる入り口
先ほどの自販機を過ぎると大きな建物が見えてきます。お!着いたか!と一瞬思ってしまいそうですがまだ途中です。
この地点から後ろを見ると天気にもよりますが良い景色が見られます。でも上まで行けばもっといい景色が見られるのでお楽しみに。
門を潜ると五人百姓というべっこう飴を売っている5人の女性がいます。そしてその先は平たんな道となっていて個人的には休憩地点と思ってます。
この先も階段は続くので、この場所で足を休めておくのも良いですね。
突き当りまで行くとまた階段が始まります。ここから本堂まではほぼずっと階段が続く感じ。
この階段の左側には船のプロペラが有ったり馬がいます。ちょっと見ていくのも良いかもしれないですね。
階段を登った先にはレストランがあります。若干お値段は高めですが1回くらい行ってみたいなぁとは思ってます。
レストランの背後には引き続き階段が続いているので進みます。そろそろ疲れてくる頃合いではありますがあと少し(?)です。
途中に天皇陛下と書かれた札があるのですが、昭和天皇なのかそれとも明仁上皇なのかはわかりません。年号でも書いてあればよかったのですが……。
なおこの看板の通りですが、トイレはこの先ない(御祈祷を受ける人は有ります)ので、済ませておきましょう。
そして先に大きな建物が見えますね。ついに……?
本宮かと勘違いする旭社
階段を登りきると大きな建物が佇んでおり、ついに着いた!と思いそうですがこれは本堂ではありません。でもここまでくればあと少しです。
建物の向かいにベンチがあるので少し休んでいくのも良いですね。最後に難関(?)が待ち構えています。
旭社を右手に見ると先に進む道があります。階段を10数段登ると平たんな道になります。
道の先にはまた鳥居と手洗い場があります。そして遠くに見える階段。これが最後の階段です。
てか下に百度石があるのですが、ここと神社を100回往復したら倒れてしまいそうです……。最後の階段だけで100段以上+結構急です。慌てずゆっくり進みましょう。
本宮と絶景が待っている
階段を登りきるとこんぴらさんの本宮に到着です。おつかれさまでした。そして……
こちらが本宮までたどり着いた人だけが見られる絶景。若干もやが掛かっていますが瀬戸大橋まで見えます。双眼鏡などを持ってくるのも良いかもしれませんね。
ここで終わりじゃない。奥社がある
こんぴらさんの本宮はここなのですが、実は先に奥社があります。
そこまでは今と同じくらいの階段をまた登ることになる+飲み物の調達とかも不可なので要注意。
奥社へは本宮の裏手から行けます。一本道なので迷うことは無いでしょう。
途中にも色々神社があるので、休憩がてら参拝していきましょう。
とにかく階段を進む
奥社までの道のりはとにかく永遠と続く階段を登っていくだけ。本宮と異なり店なども無く、ただただ石段を登っていきます。
そしてここまで来たらついに奥社に到着です。
この時は正月だったことも有り結構参拝客も居ましたが、普段はそんなに居ないと思います。
そして本堂の左手には天狗の彫り物が。見えずらいですが上の方に居ます。
ぜひ手に入れてほしい天狗守り
この奥社でしか買えない天狗守りというのがあります。社務所で買えますが8時からなので注意。こんぴらさんは6時から空いていますが、前に7時とかに着て空いてなくて手に入れられずに帰ったことが。
こちらが天狗守り。こんぴらさんで有名な「幸せの黄色いお守り」と異なり黒ベースのシンプルなものとなっています。来た証に、そして守り神として。是非入手してほしいお守りです。
奥社からも絶景が見られる
本宮より上にあるということで、奥社からも絶景が見られます。ちょっと見づらいのが難点ですが達成した者のみが見られる景色なので目に焼き付けていきましょうw
香川県に来たら来てみてほしい。そんなこんぴらさん
香川県に来てうどんだけ食べて帰る!なんて人も居るかもしれませんが(40分で3件回って帰った人が何を言っている)時間があるのであればぜひ来てみてほしいこんぴらさん。
慣れていても本宮まで往復1時間程度、奥社までだと2時間程度は見ておいた方が良いですが、来て損はないと思うので香川旅行の一コマに入れてみてください。
なお自分は埼玉県民にもかかわらず、厄払いに3年連続こんぴらさんにきてたり。厄とともにコロナも祓ってくれたらいいな……と期待しています。。
なお旅行で訪れた記事は上記にて。良かったら見てみてね。