往復踊り子で伊東にあるハトヤホテルに泊まってきた:1日目

2022年の旅行記
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なんかYouTubeで昔のホテルのCMを見ていたら60年前の白黒のハトヤホテルのCMを見て、泊まってみたい(なぜ)と思って泊まりに行ってみることにしました。

近いと言うこともあってせっかくなら乗ったことない新踊り子に乗ってこようと思って往復踊り子で向かうことに。普通の(?)旅行ですね。

サフィール踊り子号で伊東へ

普段は伊東位なら普通列車で行くんですが、今回は往復踊り子、そして行きは全車グリーン車のサフィール踊り子で行くことに。このサフィール踊り子は通常のグリーン車の他、プレミアムグリーン車やカフェテリアなども備えた移動を楽しむことを目的とした列車です。

東京から伊東まで:東海道本線、伊東線

東京駅に到着。今日は東京駅からサフィール踊り子で伊東まで一気に向かいます。伊東までは普通列車も直通していますが、メインは踊り子でしょうね。

乗車するのは11時発のサフィール踊り子。伊東まで1時間半で走ります。途中停車駅は品川、横浜、熱海、伊東とほぼ東海道区間は飛ばして走る列車です。

サフィール踊り子は他の踊り子とは乗車位置が異なるため、専用の乗降口の記載がありますが、ちょっと小さくて見にくいですね。

そして入線。10時44分頃に上野方から入ってきます。一番前はプレミアムグリーン車で通常の席よりも高いハイグレードな席です。

車体の色は藍色に黒と落ち着いた高級感のある配色。外から見ても特別感が感じられる列車です。側面にSaphir ODORIKOと書かれているのも良い雰囲気です。

列車自体は伊豆急行線の伊豆急下田まで行きますが、今回は途中の伊東までの乗車です。伊東に特急で行くのは初めて。

  • 3001M
  • 東京→熱海:東海道本線
  • 熱海→伊東:伊東線
  • 特急|サフィール踊り子1号
  • 東京→伊豆急下田
  • 東京→伊東
  • 11時00分→12時36分

熱海から伊東線に入って伊豆急下田まで行く熱海、伊豆への観光輸送がメインとなる踊り子号です。その中でもサフィールは特に観光重視な列車ですね。一度は乗ってみたかったので乗れて良かった。

座席は海側が2列で逆側が1列の2列+1列のシートとなり、シートピッチも足が伸ばせる程度の広々とした設計となっています。無印踊り子のグリーン車と比べてもさらにグレードの高いシートです。

こちらがシート。大きな肘掛けとリクライニング、そしてフットレストも完備されたシートです。また真ん中の肘掛け部分にはコンセントも各座席分用意されています。

ちょっとコンセントの位置が初見だとわかりにくかったのがネックかなと思います。一度乗ってしまえば次からは迷わないとは思いますけどね。

今回は通常のきっぷ購入ルートではなく、赤い風船(日本旅行)発券の乗車票です。通常のきっぷと異なり払い戻しや乗車変更が出来ないのですが、通常は割引の効かないサフィール踊り子に安く乗れる唯一の方法です。(多分)

通常の踊り子のプランに+1,700円でグリーン車に乗れるんですが、サフィール乗れるならサフィールにしますって。

またこのサフィール踊り子にはカフェテリアがあり、事前に注文した食事をいただくことが出来ます。メニューはスパゲッティやカレーなどがあり、価格は1,000円~2,000円とまあそこまで高くはないという価格設定でしょうか。この場所で食べられると思うと安いのかなと思います。

カフェテリアを横目に朝御飯に食べるのは峠の釜飯風のおにぎり。釜飯のおかずも少し乗って300円というおにぎりです。駅弁の釜飯は量が多い感じですが、これなら気軽に食べられて良いですね。NEWDAYS限定商品です。

伊東駅近くの「楽味家 まるげん」でうずわ定食を食べてきた

伊東駅に着いたのは昼過ぎの12時半。ちょうどお昼頃ということもあって、お昼を調べていると「うずわ定食」というご当地メニューがあるとのことでやってきました。並んでいる人も居て結構人気店のようです。

3組ほど待ち客が居ましたが10分も待たずに入店。回転は早いようです。

店先にはサンマの干物がぶら下がってる他、ちんちん揚げ……?なんだろうと調べてみましたが、野菜や小魚の練り物を揚げたご当地料理だそうです。

今回注文したのは一番人気と書かれた「うずわ定食」という定食で、鰹がメインの定食です。お値段は1,280円でクレジット決済可能です。

席は掘りごたつのような席。こういう席結構好きなんですよね。夜は居酒屋としても営業しているようです。

うずら定食を頼むと、まずは食べ方が書かれた冊子が手渡されます。なるほど。最初はかつおだけで、次はごはんに載せて、最後はお茶漬けとしてと3つの味を楽しめる定食なんですね。

待つこと数分でうずわ定食が到着。ごはんとうずわ、そして煮物や漬け物などと、お茶漬けの薬味のセットです。後でお茶漬けを飲むことからか、汁物は付いていません。

こちらがうずわという名のソウダカツオのたたきです。これをまずは青唐辛子醤油でいただきます。

続いてごはんに載せて。暖かいごはんにこれが合わない訳がない。ごはんが進んでからっぽです。でもおかわりできるので安心してください。

そうして最後に上にうずわを載せてからだしを掛けてもらってお茶漬けとして食べていきます。色々な味が楽しめる美味しい定食でした。伊東に来たら是非食べてみて。

「伊東に行くならハトヤ♪」でお馴染みのハトヤホテルに宿泊

「伊東に行くならハトヤ♪電話はヨイフロ」というCMでお馴染みな伊東のハトヤホテル。CMは聞いたことあるけども行ったことはないという人も多いのではないでしょうか。

昭和時代からある豪華ホテルのハトヤホテルですが、意外と手が届く値段で宿泊することが出来ます。今回は往復の交通費含めても2食付きで25,000円程度でした。

しかし当時は最先端のホテルでも今となっては「レトロ感が良い」という印象になっているのは時代の流れでしょうかね。とはいえバブル時代に大規模ホテルが乱立した後に廃業していく中で、バブル以前から長年続いている大規模ホテルです。

ハトヤホテルは駅から少し離れているのですが、伊東駅から送迎バスが運行されています。

駅前には提灯でホテルがたくさん。やっぱり都心から来やすいというのはお客を呼ぶには良いんでしょうね。

ちょっと時間があったので観光案内所に来てみると温泉むすめが。温泉地には大体居ますよね。好きなキャラを探すのも良いかも。

駅前には色々送迎バスが来ますが、ハトヤホテルヘの送迎バスは側面にハトヤホテルの記載があるので間違えないとは思うですが、「サンハトヤ行き」と「ハトヤホテル行き」があるのでそこは注意しましょう。

バスに揺られること数分で到着。写真では見ていましたが実際に見ると大きいですね。CMで見たホテルが目の前にあるってのがなんか感動です。

入り口には大きな看板も。こういうホテルって看板大きい印象です。

以前はCMにも出ていたハトヤ消防隊。今でも消防車が設置されていますが、実際に使われているのでしょうか……?いや使うことがあっちゃ困る気もしますが。

サンハトヤのお魚温泉に行ってきた

ハトヤホテルで手続きをしてサンハトヤの入浴券をもらって送迎バスでサンハトヤにやってきました。ここはハトヤホテルの系列宿となっていますが、今回は選ばなかったんですよね。

こちらもハトヤホテルと同じようにレトロ感満載の雰囲気。プールもあるのですが、今回は温泉だけの入浴です。帰りの送迎バスが1時間後くらいなので、ちょうど良い時間ですかね。

こういうホテルによくあるゲームコーナーは健在。海底温泉は2階にあるので向かうとアロハシャツを着た受付の人が対応してくれました。

この海底温泉というのは地下1000mから掘った温泉のようで、ハトヤホテルとは源泉が違うようですね。そして水槽が横に有って魚を見ながら入浴できるというのがウリ?な温泉です。

また露天風呂からは海が見えるのですが、入りながらというよりも小上がりに上がったところから見える感じでした。

最上階のオーシャンビューの部屋に宿泊

温泉を堪能してハトヤホテルヘ戻ってきました。今一度フロントから建物内を見ると広さに驚いてしまいます。

ホテルの中にエスカレーターってあんまり見ないような……。そして「自動」「昇り専用」という文字もなんかレトロ感を感じます。

では部屋に向かいましょう。部屋は別館となっており、有名?な通路を通って別館へと向かいます。

外から見ると丸く見えた通路です。絨毯敷きでなんだか不思議な感覚。今じゃなかなかこういうのは無さそうだな……という雰囲気の通路です。

ちなみに浴衣はエスカレーター手前に置いてあるのをサイズを見て自分で選んでいく方式です。エコプランだと別料金らしいですが、今回は入っているプランなので持っていきます。

部屋に到着。旅行会社に丸投げした今回の予約ですが、別棟13階(最上階)の部屋が割り振られていました。最上階ということで景色が楽しみです。

その前に室内を探索。バス・トイレ・洗面台は全て別となっているんですね。今だとトイレとバスが一緒になっている宿が多いので逆に新鮮です。

バスはシャワーと浴槽が分かれていて、部屋でも温泉が出てくるとのこと。部屋で温泉が出るのは塩江温泉ぶりですね。また、トイレはウォシュレット付きのタイプでした。

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以前泊まった塩江温泉。ここはトロトロした温泉で良かった記憶です。

洗面台。写ってませんがドライヤーも設置されています。

机の上には温泉旅館でよくあるお茶請けとして鳩サブレーならぬハトヤサブレが置いてありました。ま、まあ名前は偶然ですよね。

ご案内の冊子を見ていると、「当ホテルでは消防車を持ち、ハトや消防隊を結成して常に万全の防火体制をととのえておりますが、念のためお近くの非常口をお確かめ下さい。」との記載が。あの消防車って今でも使える状態になっているようです。

とはいえ、今まで火災とかが起きたこともないようで、活躍したことはないみたいですけどね。それはそれで良いことなのですが。

そしてこちらが部屋からの展望。奥に初島を眺められるオーシャンビューです。高台の上最上階ということで、想像以上の良い景色が楽しめました。良い宿だ。

海産物が多めの夕食バイキング

今回は2食付きで楽しみにしていた夕食バイキング。海産物が多めのバイキングということで、好きなものが多いと良いな……。

まずはサザエの酒蒸し?と甘エビ、そして生しらすがどっさり。生しらすのバイキングは初めてかも。

続いて刺身の盛り合わせ。小皿に載っているスタイルでした。

刺身が続きます。アワビの貝殻にはアワビとホタテの刺身。ホタテがここで食べられるとは思ってなかったので嬉しい。そして隣はブツマグロ等とトロロ和えです。

ここからは焼き物シリーズ。金目鯛の煮付けに焼き海老、そしてグリルチキン。

そしてかに玉あんかけ、牛肉巻き、カニのマカロニサラダ?などでした。

また別室にも並べられており、富士宮やきそばやからあげ、ポテトフライなどの子供向けメニュー。

お寿司コーナーも。3貫ずつの様々なお寿司が並べられています。

ケーキやシュークリーム、和菓子やアイス、フルーツなどのデザートコーナーも完備されています。

また、写真に撮れなかったのですがドリンクコーナー、カニ汁、ローストビーフや野菜、キス、海老の天ぷらなど様々な種類が食べ放題のバイキングでした。

ということで取ってきた物たち。魚介類たっぷりだしどれも美味しい。バイキングとしても当たりですね。生しらす丼の食べ放題も良い。

おかわりしてきました。ローストビーフが美味しいんですここ。結構色々食べたんですが、油ものが少なかったのであんまり太らない……はず!

そしてデザート。このアイスとても美味しくて調べてみたんですが、森永の業務用アイスらしい。Amazonでも2Lで2,200円とそこまで高級でもないので、買いたい……。

このアイス。バイキングで今まで食べたアイスの中では一番美味しいと思ったので欲しいけど……。体重落ちてからにしましょう。

昭和レトロ感満載のハトヤホテル

食事も終えて温泉も入ってきたのでホテル内を散策。昭和レトロ感を堪能してきました。

先程も載せたフロント脇のスペース。椅子が並んでいるんですが、ここでチェックインを待ったりするのでしょうか……?あんまり使い道が見いだせないスポット。

館内に設置されたエスカレーター脇の案内?も良い味出してますね。そもそもエスカレーターがあるホテルってのが珍しい気もしますが。

エスカレーターの先に大浴場とかがあるのですが、エスカレーター昇っている最中も天井の証明がゴージャス。何かの式場みたいな雰囲気です。

2階エリアにはバーも完備。お酒は飲めないので縁は無いんですけどね。

夜食のラーメンが食べられるラーメン屋さん。とはいえ今はやってないのか真っ暗でした。

大浴場の脇にはゲームコーナーや卓球場もありました。温泉の手前にゲームコーナーって大きな旅館とかだとありますよね。

大浴場は男女が毎日入れ替わるシステム。どっちも入れるのは温泉好きとしては嬉しいです。

床の赤い絨毯といい良い雰囲気。今はこういうホテルは新たには出来ないんだろうなぁ。

そうして最後に本館と別館を結ぶ有名な通路。良く「エモい」と呼ばれている場所ですね。なんでしょうこの不思議な感じ。他では味わえない空間を楽しめます。

屋内はこれくらいにして屋外に出てみました。看板のネオンが一部消えているけどこれもこれでアリかもしれない。

有名な「ハトヤ」のネオンと筒状の通路をセットで。この感じ。好きです。

消防車のあるハトヤ消防隊ですが、夜はネオンがライトアップされています。これも味があって良いですね。

フロントへの入り口。CMなどでも出てくる場所です。CMでは高級車が乗り付けていましたが、昔は実際に良く有ったのでしょうか。どこを見てもレトロ好きには堪らないホテルですね。

しかし客室を見ると空きが多い。GWの土曜日なのになぁ……。ホテル内も「ガラガラ」という感じが否めないので、ちょっと心配ですね。

なおこのハトヤホテル、レトロ好きには良いですが今時の設備は逆に少ないので注意。部屋にWi-Fiも無いしコンセントも少ない。そのあたりは理解して泊まりましょう。

明日は昼過ぎの踊り子で帰宅

今回はほぼ「踊り子に乗る」「ハトヤホテルに泊まる」というのが目的なだけな旅行なので、明日も早々に帰宅予定です。たまにはこういうのんびりする旅行も良いですね。

さて明日の朝御飯はどんな感じなのかな。結構楽しみです。

ハトヤホテル|じゃらん

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